俳句愛好会
4月句会
場 所:ライン
日 時:2021/04/22 19:00~
今月の季題:入学 春の花
参加者数:6名
選考作品数:18作品
▼次回予定▼
5月19日(水)19:30
季題:サングラス 自由題
中村さんの特選句ですが、椿は落ちてもまだまだ綺麗で鮮やかなので読点は「。」ではなく一旦休んで
次に繋がるという意味を込めてできた句だそうです。紆余曲折の長い人生ですからたまには休むことも大事ですね。準特選句の行李の底に母の文は実話だそうです。その扇山さんから次回の特選句の方に農園の取れたてトウモロコシを好きなだけプレゼントしてくれるそうです。マスター、バーボン作りましょう。
今月の特選句
人生に読点を打つ落椿(中村)
今月の準特選句
入学の行李の底に母の文(扇山)
その他の句
黒板に道程の詩や卒業す(豊田)
菫咲く骨董市の石畳(豊田)
朧月何も彼もみな嘘のやう(松原)
先生は入学式もスニーカー(加藤)
我が気場の大樹に纏う花あけび (万作)
棹させば水の重さや花筏(豊田)
一面の蓮花畑で平泳ぎ(扇山)
茅花ぬく一年生のかをりかな(扇山)
入園式目が合い笑顔爺冥利(万作)
今年もまた庭艶やかに紫モクレン(万作)
手を尽くし付き添う母も入学す(加藤)
御衣黄の軒先借りる花疲れ(松原)
熊本城天守堂堂四月来る (中村)
石楠花の見頃たよりに安堵する(加藤)
新社員シャツと笑顔の白さかな(松原)
ことに良き一年越しの入学式(中村)