俳句愛好会

5月句会

場 所:ライン句会

日 時:2021/05/19 19:30~

今月の季題:サングラス 自由題

参加者数:6名

選考作品数:18作品


▼次回予定▼

6月16日(水)19:30~

季題:黴(かび)  梅雨、雨蛙など雨が入る季語 雨+季語も可 


今月は同点で特選句が2名になりました。松原さんは2010年5月に「衣更え仕舞う思いを畳みけり」の句を作っておられます。
毎年感謝しながら衣更えされるのでしょうね。豊田さんの特選句は少年が拒絶している頃のサングラス姿を詠んだそうです。
サングラスには皆さんの捉え方が色々あって面白かったですね。今年もコロナで大変なのに梅雨まで長くなりそうです。写真は2017年に芭蕉の門徒の河合曾良の終焉の地壱岐の島へ吟行した時の万作さんのサングラス姿などです>

今月の特選句

過ぎた日も綺麗に畳み更衣  松原

結界のごと少年のサングラス 豊田

今月の準特選句

紫の咲きて流るる藤の房 松原

和三盆舌にころがす新茶かな 豊田

その他の句

紫陽花や一雨ごとに薄化粧 加藤
家守ゆえ捨て置け梁の青大将 豊田
サングラス野草に出会うたび外す 中村
グラス手に語らう友と春惜しむ 万作
サングラス穴あくほどに見つめる子 中村
サングラスはにかむあいつポーズとる 万作
俳号で旅する伴にサングラス 万作
紫陽花に密の暮らしを尋ねたし 加藤
何と無し寡言となりやサングラス 松原
息災の便り今年も罌粟の花 中村
一瞬でセレブに変わるサングラス 加藤
サングラスに涙エアポートの別れ 扇山

(石川啄木の事を詠んだ句だそうです)
若き日の議論の後の矢車草 扇山 
 
(木戸道男君へ)
麦笛や開拓の子はブラタモリ 扇山


壱岐の島へ吟行





  

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