俳句愛好会
12月句会
場 所:ライン句会
日 時:2020/12/18 19:00~
今月の季題:冬野 忘年会
参加者数:6名
選考作品数:18作品
▼次回予定▼
1月21日(木) 前日までに送信。
季題:寒 数の子
今月も中村さんの取りまとめでラインで句会を行いました。例年なら忘年句会なのですが仕方ありません。
豊田さんの特選句は冬の風の中で聞いたことがある経験を冬野の中での空耳のように思えたことを句にされたそうです。
今月の特選句
錫杖(しゃくじょう)も鉦(しょう)も空耳冬野道 豊田
今月の準特選句
誰かある呟いてみる冬野かな 松原
赤バイク行く道細し冬野かな 加藤
その他の句
置き去りの牧草ロール冬野かな 加藤
吾が行く足跡雪野の景となる 万作
星空や冬野は春の夢をみる 豊田
ふたご座の一つ流れて年忘る 扇山
星白く冬野の吾に降りしきる 中村
冬野なりヒースクリフの丘の風 扇山
すずなりの雀こぼるる冬野かな 豊田
職去れば長老上座の忘年会 加藤
手をおけば冬野の熱は地に深く 中村
冬野を走る合宿の大学生 扇山
除夜の宴手酌が進むオンライン 万作
昼飯を思い出せぬまま年忘 松原
年忘れ覚えていたきことばかり 中村
コロナ禍やラインに寄り添う年忘れ 万作
山水画ねずみ数える冬野かな 松原