俳句愛好会
5月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2019/05/23 19:00~
今月の季題:梅干す 白鷺
参加者数:7名
選考作品数:21作品
▼次回予定▼
6月27日 木曜日
季題:紫陽花 蚊帳
今回は谷本さんが特選でした。高本さんはいつも高得点ですね。
白鷺は川、海の浅いところで片足を石の下などに入れて小刻みに震わせて餌になる小魚などを追い出します。
白鷺とはサギ科の白い羽毛に覆われている鳥の総称で、大鷺、中鷺、小鷺がいるそうです。
今月の特選句
一瞬の時溜めて待つ川の鷺 谷本
今月の準特選句
白鷺のほのかに青し水暮るる 高本
その他の句
白鷺の片足震ふ石の下 加藤
干梅と吾の齢を数えけり 松原
白鷺飛ぶ南十字の形して 中村
白鷺の塒この森あの木らし 高本
海越えなば子に入らずや梅を干す 中村
老い鷺の居眠り嗤う魚の群 谷本
梅干して悟り開いた顔となる 田中
白鷺の佇みて九重は暮れにけり 田中
白鷺や代田に影のゆらめいて 田中
梅干すや日を星を浴び匂い立つ 中村
舞い降りる白鷺一羽水墨画 松原
いつもいつも梅干す日射しに母の顔 谷本
梅干すや小鹿田の壺の抱きごこち 高本
白鷺と共に飛び立つ想ひかな 松原
縁側に梅干す背中祖母に似し 加藤
病みあがり梅干し粥に励まされ 木原
朝ぼらけ羽ばたく幼鳥鷺の山 木原
子供らに送る梅干し笑み溢れ 木原
落ち梅を隙間に干して並び替え 加藤