俳句愛好会

6月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2019/06/27 19:00~

今月の季題:紫陽花、蚊帳

参加者数:7名

選考作品数:21作品


▼次回予定▼

7月25日(木)

季題:夏痩せ  冷奴


今月は、松原さんが特選でした。おめでとうございます。
小さくてもいいから庭が見える部屋で寝たいものです。
紫陽花は七変化とも言われ昔は浮気するとの迷信もあり庭には植えなかった様です。
昔昔山から珍しい七変化を取って来て庭に植えていた人を知っていますがさてどうでしょうか。
紫陽花で有名なお寺が日本各地にあります。雨の中、傘さして道を譲りながら歩くのを句にして
詠めばなかなかいいですね。

現代は蚊帳はよほど田舎に行かないと利用している人はいないですね。または、キャンプとか。
蚊帳吊って寝るのは今にして思えば風情がありました。

今月の特選句

蚊帳越しの夜更けの庭の青さかな 松原 

今月の準特選句

雨の夜はジャズ聴かせてよ濃紫陽花 高本 

その他の句

母一人子一人蚊帳のやや広し 田中   
長谷寺の万の紫陽花生き仏  加藤 
弓なりにたわみし蚊帳にそっと入る 加藤 
雨の中紫陽花の道ゆずり合う 田中 
釣り蚊帳に捕らわれし蚊もありにけり 中村 
真より紫陽花の嘘雅かな  松原 
寝返りて巻き込みし蚊帳繕えず 加藤 
蚊帳くぐる女のしぐさ味なもの 木原 
静かなる雨降る庭や額の花   木原 
紫陽花やコラムを写すペンの音 高本 
蚊帳吊りて遠き懐かし青き夜  松原 
紫陽花寺失意の人も雨ものむ  中村 
普光寺のみ仏紫陽花色に座す 谷本   
寄せ合った記憶の蚊帳に夢馳せる 谷本
色問へばあじさゐ色とあじさゐ寺 高本 
紫陽花や少女は社の灯をともす  田中 
サミットに揺れる紫陽花風を読む 谷本 
紫陽花道切れ間のコインランドリー 中村  
世の流れ頼るAI七変化 木原  







  

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