会長の時間

【2017-2018】

第2546回 例会

日時:2018/03/07

場所:別府市公会堂

会長:藤本修司


 

本日は別府市中央公民館での例会となります。初めての試みであります。ゲストは槍丸公民館長で、かつて我が別府北RCにも在籍して居られました。

 

 何故、公民館かと申しますとRCの例会場は何故かホテルと決まっております。ホテルでなくてはいけない理由はないのですが、昔からそうです。私は以前からRCの変化して来ていると云う話を皆さんにして参りました。環境の変化をどう捉え対応して行くか、それを皆さんと共に考え行動してゆかねばなりません。

 

今日は、その事について、ほんの一例を体験して頂きたいとの思いからこの場所での例会開催をやることに決めました。

 

 改めて、ロータリーが変貌していると云う事をRI2720地区創立30周年記念号として発刊された第2720地区 地区史(Ⅲ)2005-2015の一文から抜粋して見たいと思います。

 

 国際ロータリー変貌の理由

 

会員数減少への対応策と同時に発展途上国への人道的支援活動にシフトしてきた。第2720地区は2001-3189,2015-2361となっている。

 

近年、ロータリーはグローバル化により、規制緩和が進み変貌して来ました。組織の原理原則である「一業種一人の原則」や「例会重視の原則」などが変更され、実践原理を優先した「人道的奉仕の重点化と増加」が強調されているように見られます。しかし、日本のロータリーはこれからも、ロータリーの本質である理念や目的となる「心を育むこと、心を集めること、心を寄せること」が、あらゆる目標を達成し得る最良の手段だということを忘れてはならないと思います。奉仕とは我々の行為を通じて生きる希望を与えることです。先輩ロータリアンが積み重ねて来られた歴史に学び、未来の種、希望の種をどう植え込むかが、私達に与えられた課題です。これから先の10年は、ITや人工知能の加速度的な開発によってロータリーの職業分類も大きな音を立てて再編成されていくでしょう。その為にも人間としての「自己確立」がますます必要な時代となって来ます。目標を達成する為にはこれをやればいいと云う合理的な考えも必要ですが、合理主義は心を持ちません。目標に向かって進むだけです。理論と実践の調和こそが、ロータリーであると言う、ロータリー精神を忘れることなく地域社会から必要とされるロータリーでありたいものです。

 これは、当時の地区史編纂委員会本田委員長の「ロータリーとは、そしてその心とは」の文章から引用させていただきました。

  

別府北ロータリークラブ

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