会長の時間

【2017-2018】

第2545回 例会

日時:2018/02/21

場所:ホテル白菊

会長:藤本修司


 

本日は、ゲストに別府青年会議所の中島 雄一理事長においでいただいております。私も以前、所謂JCに入っておりまして、卒業が40歳ですからカレコレ28年になります。卒業してからJCとの関わりは薄いのですが唯一「清酒の会」と言うのだけは出席しております。これは、事業の一つに青少年委員会が主催した「サマースクール」と云うのが御座います。これはロータリーで言う所の奉仕プロジェクト委員会の社会奉仕部会に似た部門でありますが、結構面白かった。  

 

卒業しても、当時を懐かしがり歴代の青少年委員会のメンバーが年、数回集まり当時の思い出話に華を咲かせる会で、現在も続いております。何故「日本酒の会」なのかと申しますと、発足当時、皆な若かった。酒の五、六升空けても平気だった。そして、酒は日本酒だけしか飲んだらダメと云うルールもありました。そこにはJC時代と云う青春がありました。今はみんな大人しくなって差し入れの酒を余すようになりましたが・・。やはり皆、いい歳になったと言う次第です。そのなJC時代の良き思い出があります。

 

 JCとロータリーの違いについて、様々な意見がありますが、一番大きいのは定年制があるかないかの違いだと私は考えます。JCは40歳までの若い層の集団で、物事に対する取り組み方が素早く行動力がある反面、ロータリーと違って経験者(当クラブのロータリー暦52年と云うような)がおらず、高所高所の意見や指摘を受けることなく(卒業後、シニアクラブと云うのはありますが)活動しております。だから楽しい。永い人生で、このような時期も必要かと思いますが・・。

 

 一方のロータリーは定年がないわけで、40代の若い層から80代のベテランまで多様な人間で構成されています。やりようによっては、例会や様々な事業を通じて経営者としてのあり方や人間としての生き方を学べる組織だと思っております。

 

 最近、気になることがあります。どのクラブもJC卒業生のロータリアンが増えております。JC時代に培った手法と行動力をロータリーにも持ち込もうとしております。新しいメンバーと親睦を持つのにJC流の楽しみ方をするのは構いません。しかし、その奥にあるロータリーの歴史。何故、奉仕活動をするのか何故、世界でロータリアンが120万人もいるのか等々を学び取っていただいた上でロータリーの変革をやっていただきたい。そう思っております。老婆心と云う言葉がありますが、私もそれだけ歳を取ったと云うことでしょうか。

 

会長の時間を終わります。

 

  

別府北ロータリークラブ

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