俳句愛好会

11月句会

場　所：レフトアローン

日　時：2015/11/05　19:00～

今月の季題：レモン　秋惜しむ

参加者数：7名

選考作品数：21作品

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▼次回予定▼

12月3日（木）19時

季題：大根　にごり酒

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今月は谷本さんが特選です。秋惜しむとは文字通り去り行く秋を惜しむ感情だそうですが、毎年いつの間にか寒くなって気がついたら秋は終わってしまっているので、休日などに時間をゆっくりとって列車の旅で紅葉など眺めゆとりをもった生活をしないといけないですね。
次回の句会は2週間後の11月19日（木）です。季語は「大根　にごり酒」です。

今月の特選句

消えるもの　燃えるものあり　秋惜しむ　　　　　谷本

今月の準特選句

秋惜しみ　ドボルザークの　鳴り響く　　　　　田中

その他の句

秋の日の　古唐津時を　惜しみけり　　　　　　山本

子去ぬれば　音無き朝や　檸檬切る　　　　　　中村

秋惜しむ　唐津くんちの　鯛の舞い　　　　　　加藤　

呼ばれしも　知らぬ顔して　秋惜しむ　　　　　加藤
　
テキーラー　塩とレモンの　族談義　　　　　　谷本　

秋惜しむ　空に溺るる　我も島も　　　　　　　中村

思い切り　写真を整理　レモンティー　　　　　木原

秋惜しむ　旅路の果ての　岬かな　　　　　　　田中

一条の　明日への光　檸檬かな　　　　　　　　山本

大船に　人ひと秋を　惜しみけり　　　　　　　中村
　
秋惜しむ　ゆふいんの森　一人旅　　　　　　　加藤

部屋中に　風そよぎ出す　檸檬かな　　　　　　松原

高原に　散らばり秋を　惜しみけり　　　　　　山本
　　
琵琶周航　湖面の樹木の　秋惜しみ　　　　　　谷本

秋惜しみ　車窓の景と　異国去る　　　　　　　木原

露地物の　高き香りの　レモン汁　　　　　　　木原　　　
　　　　　
風吹いて　島のレモンの　緑色　　　　　　　　田中
　
部屋少し　明るくなりし　檸檬かな　　　　　　松原

松山や　愚陀佛庵に　秋惜しむな　　　　　　　松原