俳句愛好会

11月句会

場　所：レフトアローン

日　時：2016/11/24　19:00～

今月の季題：落ち葉　小春

参加者数：６名

選考作品数：１８作品

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▼次回予定▼

１２月６日（火）

季題：帰り花　師走

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今月の特選句は松原さんでした。小春の頃のうららかな日にさらっと軽やかに最後を迎えたい気分でしょうか。ポジティブでぴんぴんころりの俳句版ですね。今月は松原さんの巻き返しです。準特選句は同点で４作品でした。

最近、歩道の街路樹から落ち葉がぱらぱら落ちてきて一気に風で飛ばされて吹き溜まりに集まっているのをあちこちでよく見かけます。人もそうならないようにいつまでも日々目標を持って生きたいものです。と言うけど目標はないですねえ。目先のことばかりに追われてその繰り返しです。来月の忘年句会で皆さんの目標を聞きたいものです。

今月の特選句

縁小春ちょっと死んでもいいかしら　　　　　松原

今月の準特選句

しばらくの倖せ小春の日に溶かす　　　　　谷本　　
小春日に幕おろしたき椅子を買う　　　　　加藤　　
深山路に十二単の彩落葉　　　　　　　　　　松原　　
無住寺に経を読みたる落ち葉かな　　　　　松原　　　

その他の句

落葉掃くリズム等しき竹ほうき　　　　加藤　　
残り火を見くびるなかれ落葉焚　　　　木原　　
落葉雨惑星フナダ果て遠く　　　　　　田中　　
落葉降り光陰を知る寂光院　　　　　　谷本　　

落葉や視界に入りきらぬ空　　　　　　中村　　
小春日や妻と渡りし無明橋　　　　　　田中　　
母偲ぶ集うお寺の小春かな　　　　　　木原
落葉舞ふ子等のじゃんけん裏表　　　　中村

振り返る高千穂の峡落葉焚き　　　　　谷本　　
落葉敷く宿のもてなし二人旅　　　　　木原　　
薄日差す木立の中の落葉かな　　　　　田中　　　
隣から掃いても掃いても落葉来る　　　加藤　　　
小春日や白鳥ボート賑はえる　　　　　中村