俳句愛好会

12月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2016/12/06 19:00~

今月の季題:師走  帰り花

参加者数:6名

選考作品数:18作品


▼次回予定▼

1月12日(木)

季題:寒梅  雪晴


今月は忘年会を兼ねての句会で今年最後の特選句は中村さんでした。このごろ仕事をいつやめるかと思うようになりいろいろ片付けているけどもうちょっと続けるかな。ということです。田中さんの乳がんの句には驚きました。知り合いの夫婦がお互い癌になり癌同士でのお見舞いを句にしたそうです。皆から、来年も生きて行こう、年を越せるだろうか、悪いことは今年で終わりにしたいなどいろいろ取れますと意見がありました。

句会を早めに終えて8時から忘年会を始めました。田中さんが漬けたたくあんが講評でした。
松原マスターの計らいでカクテルが飲み放題でした。全員行った二次会のかすみ草でも飲んでカラオケ大会で気がついたら0時を回っていました。79歳の谷本さんも木原さんもウイスキーのロック3杯、私はウーロン茶。皆さん元気です。来年も皆集まって楽しい句会にしましょう。来年5月には河合曽良が眠っている壱岐に行きましょうと決まりました。

今月の特選句

退き際は今少し後帰り花         中村  

今月の準特選句

乳癌を胃癌が見舞う師走かな       田中

子の指の障子破りて師走かな       中村
(どうせ張り替えるから破っていいよ)

その他の句

灯台へ続く小路の帰り花         田中
レジを打つ手際の良さの師走かな     加藤

帰り花咲きたい時に咲くも良し      加藤
ぼおとして師走の月に打たれけり     中村
(休みの時は朝から忙しいので夜は何もやる気がしない)
泡沫の明かりあつめて帰り花       松原
(帰り花の力の弱いところをよく見ている)
迎え酒思考途切れる師走かな       木原
故郷は母居ればこそ帰り花        田中
(母は生きているのかもういないのかどちら?もういないです)
忙しさと侘しさ並べ師走市        松原

超えてきた足跡計る師走入り       谷本
(足跡の深さを計る・・・も考えました)
また師走記憶幼く真珠湾         谷本
咲く力羨むほどの返り花         谷本
いいことが起こりそうだよ返り花     木原
熊八と師走湯舟でロゴ語る        加藤
(温泉マークが外国人向けに変わることを熊八はどう思うか)
外れねば出会わぬはずの帰り花      松原
お節介やいてみたいよ忘れ花       木原

追加作品 即興 得点順

行く年や何も決まらぬままの我      加藤

行く年や親しき人は思い出に       田中

年が往く俳句にのまれて身をほぐす    谷本

行く年や五年日記の最後の日       中村

行く年や川の流れも疾くなりて      松原

行く年を忘れし事と共に行く       木原






熊八さん

  

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