俳句愛好会
【2008/04/24】
(4月の季題) 菜の花
参加者
今月の特選句
・自刃(じじん)して 菜の花のある 茶室かな (桃潤)
今月の準特選句
・まわり来て 空の青さよ 菜の花よ (田中)
・空っぽの 心で見ている 菜の畑 (野口)
・故郷(ふるさと)の 菜畠(なのばたけ) 今も眼に広く (谷本)
・夕闇に 名残り惜しげな 菜の灯り (松原)
・菜の花を 手(た)向けて 春を報告す (森)
・菜の花を 一輪挿して 春の色 (加藤武)
・家絶えし 墓に兵の名 花な径(みち) (河野)
【2008/03/27】
(3月の季題) 春雷
参加者
今月の特選句
・春雷に 稜線淡く 浮かびをり(田中)
今月の準特選句
・人の溝 案じつつ 春雷遠く聴く(谷本)
・神輿(みこし)かき 足を早める 春の雷(加藤兼司)
・遠吠えや しじまを破る 春の雷(河野)
・一合の 二合の酒よ 春の雷(桃潤)
・春雷雨 起きた蟲らの 草葉庵(くさはあん)(松原)
・春雷の 走るがごとき 胆石(いし)暴れ(加藤武)
【2008/02/25】
(2月の季題)
参加者
今月の特選句
・山揺れて 木々も目覚める 春一番(加藤武)
今月の準特選句
・春一番 壱岐の漁師の 男振り(山本)
・春一番 吹かず戸迷う 猫柳(野口)
・たましひの 小窓をあけて 春一番(川野)
・彼方より 春一番の 急(せ)かす声(松原)
・祝い酒 母も忙し 春一番(まみ)
・湯けむりも 雲にまぎれる 春一番(田中)
・熟年に なおはためきぬ 春一番(谷本)
【2008/01/25】
(1月の季題) 七草
参加者
今月の特選句
・七草の さ緑萌ゆる 粥の中(山本)
・故郷の 春をいただく 七日粥(森)
今月の準特選句
・ネクタイを 締めて七草 朝清し(あさすがし)(田中)
・七草に 深きならわし 朝の膳(谷本)
・いざ食わん 粥の中なる 仏の座(野口)
・七草と 朝の金音(かなおと) 母の味(まみ)
・七草を 忘れてすます 独身(ひとりもの)(松原)
・熱々の 深き緑の 七草粥(加藤武)
【2007/12/19】
(12月の季題) おでん
参加者
今月の特選句
・おでんや屋は人生煮込む おやじ居り(森)
・半片が 大根(だいこ)に愚痴る おでん鍋(山本)
今月の準特選句
・子ら育ち おでん囲みし 日も遠く(谷本)
・枡酒の あふれし嬉し またおでん(加藤武)
・木枯らしに 追われてくぐる おでんの屋(松原)
・冬ざれば おでん燗酒 雪しぐれ(野口)
・コンビニの おでん食らうか 四畳半(田中)