俳句愛好会
【2012/01/19】
(1月の季題) 葱、炭
参加者8名 24作品
今月の特選句
1月句会 2012年1月19日 季題 「葱、炭」 24作品アップ
卒論に 炭継ぎし友 便り絶え 谷本
七輪で 葱焼いている 一人酒 山本
股火して 炭火を守る 父の影 木原
今月の準特選句
さくさくと 母の刻みし 根深汁 河野
篝火や 除夜の鐘聴き 炭となる 光
葱畑 兵隊のごと 並びをり 田中
箱火鉢 炭火横目に キセルかな 加藤
炭の香を 囲む囲炉裏が 馳走なり 大野
【2011/12/22】
(12月の季題) 冬三日月 焼き鳥
参加者9名 27作品
今月の特選句
老心に 冬三日月の つと添いて 作者 谷本
今月の準特選句
終電の 窓に離れぬ 冬三日月 加藤
虚空斬 冬三日月の 刃かな 松原
鶴見岳 白き尾根映ゆ 冬三日月 大野
研ぎ澄ます 冬三日月や 囲碁の会 木原
冬三日月 一人ぼっちと 思う日も 田中
ぼろ市の 刻む時計と 余生かな 河野
セシウムを 逃れし人と 焼鳥屋 山本
万両や 過ぎし日数の 早きこと 光
【2011/11/24】
(11月の季題) 目張り 大根
参加者7名 16作品
今月の特選句
なにとなく 寂しさを目張りしてみる 作者 松原
(目張りを寂しさに張った感覚の妙、破調を上まわります。)
今月の準特選句
セピア色 母現れて 隙間張る 木原
(夢の中に現れた母のようです。)
楽しさは 子沢山なり 目張りかな 桃潤
(隙間風はあっても)
一抱え 持って帰れと 大根引き 河野
(出来ています、よくみるのですが。)
大根の 葉つき泥つき 配りけり 扇山
(葉も泥もつけのほうが・・)
桶にごす 山積み大根 日も暮れて 加藤
(桶では山積み大根は洗えないが・・)
いつよりか おろし大根 朝の任 千樫
(任が固いか?)
【2011/10/27】
(10月の季題) 笑い 熟柿
参加者9名 27作品
今月の特選句
葉が落ちて 熟柿一つの 山路かな 作者:光
今月の準特選句
病む母に 一匙づつを 熟柿かな 山本
春秋の 甘渋を溜め 熟柿照る 谷本
世に和む 名句噛みしめ 熟柿かな 木原
夕日燃ゆ 透けて熟柿の 種黒し 河野
柿熟れて お産の為の 里帰り 田中
とろとろの 種を楽しむ 熟柿かな 加藤
熟れ柿や 爛れた肉に 老いの艶 松原
秋深し 熟柿取り合う 祖母と孫 大野
【2011/09/22】
(9月の季題) 「月 十六夜 流」
参加者9名 27作品
今月の特選句
子を乗せた 機灯消えゆき 月天心 作者:谷本
名月や 群立(むらだつ)つ牛の 影あはれ 作者:河野
今月の準特選句
被災地に 満月という 希望かな 光
名月を 一夜囲うて 水鏡 松原
名月や 杜甫は失意の 舟住い 山本
サックスの 響く野の秋 流れ膝 木原
名月に 照らされ一人 千鳥足 加藤
満月や 足跡残る 四十年 田中
40年ほど前に田中さんがが社会人になってすぐ、アームストロング船長が「私にとっては小さな1歩であるが人類にとっては大きな1歩である」と言って月に降り立ち、最近その足跡がまだそのまま残っているとテレビで放映されあれから40年という意味でできた作品だそうです。
いつの世も 変わることない 月夜かな 大野