会長の時間

【2019-2020】

第2631回 例会

日時:2020/06/17

場所:両築別邸

会長:岡田豊和


昨年7月に2019〜2020年度別府北ロータリークラブ会長として始動して、あっという間に1年が経とうとしています。色々な意味で、長くもあり、短くも感じた1年でした。大変に積極的で行動力のある瀧満ガバナーの掲げた「さあ漕ぎ出そうロータリーの大海へ」のスローガンのもと、我がクラブもDo it together ロータリー活動で絆を深めよう!を合言葉に、スタートしました。7月3日に第1回目の例会をホームクラブの白菊ではなく、望海で行うと言う波乱含みの幕開けでしたが、萩尾幹事の事前の声かけもあり、多くの会員にご出席いただき、幹事と共に皆さんのご協力の心強さに感激した事を覚えています。あの時、急なお願いにもかかわらず快く会場を提供してくれた望海さんにも大変ありがたく思い、供していただいた、温かいハマグリのお吸い物がとても美味しかった事を鮮明に覚えています。そして、近隣6クラブの会長、幹事で試行錯誤の末に、新年度開始当初の近隣クラブ巡りの負担軽減を目指して、近隣6クラブ合同例会を企画し、会員の皆様には新年度早々に、忙しい思いをさせてしまいました。この時も当クラブからは多数の出席をしていただき、会長として面目を保つ事ができ、この時に「ああ、別府北ロータリークラブの会員で良かった!」と強く実感しました。そして、7月10日に前岡会員がご逝去されました。ご本人、ご家族の希望で内輪でのご葬儀となり、ロータリークラブとしては

参加できませんでした。前岡会員の御功績は他クラブからも追悼のお言葉をいただく程大きく、特にロータリークラブ史の編纂は全国区の業績でした。

8月には瑞宝双光章を叙勲された芦刈会員の叙勲記念例会を行い、会員全員で心からお祝いすることができ、僕としては一層の会員間の絆の強さを増した事を感じました。懇親会で、芦刈さんの希望で、萩尾幹事、神宮司会員、真砂会員と一緒にビートルズを歌ったのは、嬉しい思い出です。

9月18日は観月家族例会でした。今年度のRI会長は家族との絆を大切にしようと言う事を方針として強調しておられましたので、首藤親睦委員長と相談して、同伴していただいた家族の皆様が楽しめるような、観月例会を企画していただきました。僕の方針として、なるべく会員手作りの全員参加のパーティーにしたかったのですが、本当に多くの奥様方にご参加いただき、皆んなでゲームをして大変盛り上がり会員だけでなく、奥様方にも芸達者が多いなぁと感心しました。夫婦対抗のゲームでは、夫婦毎に力関係がわかる場面もあり、とても微笑ましかったです。

10月.11月はワールドカップラグビーが開催され、試合会場に選ばれた大分県は県をあげての大イベントに湧き、日本中がワンチームとなりました。当クラブでは10月に、ポリオデーの特別卓話として、我がクラブのOBである松本常圃先生から日本でのポリオ体験と、鼻うがいについてお話ししていただきました。90歳を越えて尚お元気な松本先生に会員全員がパワーをいただきました。そして11月には、悪天候で開催出来なかったソフトボール大会が開催されました。例年になく冬季の開催で、参加者の怪我等が心配されましたが、無事終了しました。当クラブでは、いつものレギュラーメンバーは安定した活躍でしたが、一番真面目に練習に参加されていた山則会員の攻守に渡る活躍には目を見張るものがあり、「継続は力なり」を実践された山則会員には賞賛の嵐でした。結果は1勝2敗でしたが、若手の助っ人の活躍が目立つ他チームに対して、100%会員のみで戦った当クラブ賞賛に値します。ただ、気合いが入り過ぎて、試合前のシートノックが白熱して、試合中にバテた選手が見られ、選手の高齢化が今後の問題点でした。笑懇親会の最後に来年も頑張るゾ!コールを皆んなで叫んだのが印象に残っています。

さて11月には地区大会が中津市で開催され、瀧ガバナーの斬新なアイデアの元、コンパクトながら、会の終了まで、多くの方々が会場に残っているというこれまでにない地区大会を経験しました。大きな施設や建物の少ない地方都市での、イベント開催のための創意工夫が素晴らしく、またそれ程お金をかけなくてもイベントを盛り上げる事ができるとわかり、大変勉強になりました。

12月には無事年次総会をとり行う事ができ、楽しい忘年会を過ごすことができました。APUのサークルによるエイサーの元気な歌と踊りで年の終わりを締めました。焼失した首里城への義援募金も集める事ができました。

明けて1月,新年第1回目の例会は例年通り、朝見神社で新年の参拝と、御祈祷をしていただきました。神元会員の有難いお話しもいただき、順調な滑り出しでした。

ところが、まさに青天の霹靂、新型コロナウイルスの大流行の為、一切のロータリー活動は3月,4月,5月と中止になりました。

コロナウイルスの事は、最近いつもお話ししたので今日は割愛します。

次に、僕の年度の目玉のイベントであった、

ワンだフルパレードについてお話しします。

もう3年ほど前に、今回の会長のお話をいただいた時、せっかく会長になったら、何か自分のやりたい活動で、しかも意義の有る事はないか?と考えた時、別府市のペットの飼い主のマナーの悪さと、近所にお店を出しておられる、保護犬のボランティア団体の方の事が頭に浮かびました。毎月のように保健所や他のボランティアの団体から新しい保護犬がやって来て、この方はその子を人や犬に慣らしながら、飼い主を探して、数回の顔合わせの後、充分な説明をして保護犬の譲渡をされます。大変慎重に飼い主を探しており、条件が悪いと譲渡を断ります。それで、この方が関わる譲渡は大概うまく行きます。僕はウチのワンコの散歩の時に週に5回はのぞきに行っていました。と言うか、ウチのワンコが勝手に散歩のルートを変えるのです。ウチの子は巨大なクセに保護犬の(大抵は子犬)子が大好きでニオイを嗅ぎに行きます。普通に行くと大きくて怖がられるので、伏せをして匍匐前進して近づくという技を編み出しています。毎月1〜2匹の保護犬がやって来ますが、尽きる事がありません。飼い主が見つからない時は、処分されてしまいます。この方のウチには飼い主が見つからなくて、でも処分させたくないと言う事で、引き取ったワンコやネコがいつも7〜8匹いました。皆んなウチの子と仲良しでした。

また、犬の散歩に行く時、いつも放置された糞をたくさん見かけるので、一度試しに全て拾って歩きました。約1時間の散歩で、レジ袋2枚分になりました。この様に別府市は観光地でありながらペット飼育の環境も、飼い主のマナーにも問題が多いと感じ、この問題を改善するための活動をロータリーでやろうと思いました。

なにぶんペットが相手の事なので、何をどうすればロータリー活動として成り立つのか、最初は悩みましたが、僕が大好きなハワイで、保護動物のためのチャリティーイベントがあり、ホノルルペットウォークと言ってホノルルの街をペットと飼い主がパレードする様子を見て、これだ!と思いました。

萩尾幹事と神宮司会員と事前の打ち合わせをやり、このイベントに積極的に取り組んでくれそうな会員の方々をセレクトして委員になっていただきました。

開催日は2020年3月なのに、2019年の7月から奉仕プロジェクト委員会を立ち上げ、毎月の様に集まっていただきました。皆様、仕事で多忙な中、熱心に協力していただきました。パレードに必要な、別府市との折衝、長野市長のご参加の取り付け、パレードで使用する道路の警察への許可申請、その他会場の設置や、ランチやペットフードの売店の出店の手配などあらゆる事がテキパキと準備されていき、改めて、当クラブの会員の皆様の底力と能力の高さに感動させられ、本当に心強く、有難く感じました。あとは3月の本番を待つだけ、と言う所で、新型コロナウイルスの問題が起きて誠に残念ながら本年度は中止と言う事になりました。なんとか、6月までに出来ないか?とスタッフの全員で粘りに粘って案を練りましたが叶いませんでした。

自然災害の様なもので、仕方がないと頭では理解しているつもりですが、これだけ皆さんが頑張って準備してくれたのに結果が出せないのが、申し訳なくて、かなり落ち込んで、眠れない日がありました。恥ずかしい話ですが最近になってやっと気持ちの整理がついた所です。そして、大変有難い事に、次年度の三ヶ尻、山名会長幹事から、この補助金事業を引き継いでいただけると言うお話しをいただきました。まだまだコロナ禍が落ち着いておらず、次年度も大変な状況の中、僕らの思いをくみ取って事業継承の提案をしていただき、改めてロータリーの友情の有難さを感じ、微力ながら、次年度のために僕も最大限の協力をさせて頂こうと決意しました。今、やっとコロナ感染の大流行から脱却して、行政は国のそして各都市、町の財政再建に焦点を移そうとしていますが、観光地である別府市は、外からの観光客がいてこその繁栄ですから、当初僕らが想像している以上のダメージを受けているようです。先日の三泉閣の倒産のニュースはショックでした。ホテルも再開していますがまだ県外からの観光客はなく、寂しい状況です。この様な状況の中で、ロータリークラブの活動のやり方、例会の運営の仕方も、もう以前と全く同じには戻らないでしょう。今できる範囲で

最善の策を練りながら、次の三ケ尻さんへスムーズに繋いで行ければと考えています。

本当に異例の事ばかりで何をやったか?と言われれば言葉に窮しますが、この1年間、一ロータリアンとして、大きく成長させていただいたと思います。そして、会員の皆様の、思いやり、暖かいご協力、頼もしい御指導、何より熱い友情を胸に刻む事ができました。僕自身は会長としては、その知識や経験の不足から、萩尾幹事をはじめとするスタッフの皆に全面的にお世話になり、決して皆様の満足の行く会の運営がちゃんとできたのかは自信がありませんが、僕なりに考え、少しは新しい風を吹かせたかなと感じています。この別府北ロータリークラブで、会長の任をお受けして、本当に良かったです!僕の人生に大きな宝物をいただきました。会員の皆様本当にありがとうございました。そして最後に、例会が出来ない中、二転三転する会の運営方針に辛抱強く笑顔でサポートしていただいた、坂東さんをはじめとする事務局の皆様、あなた方無しでは僕はやって行けませんでした。本当にありがとうございました。色々ありました。決して模範的な会長ではありませんでしたが、この前代未聞の窮地を影になり日向になり助けてくれた萩尾幹事が大きな体調の崩れもなくそばに居てくれると言う点では僕は大成功だと思っています。最後に今の現状で、例会等の会員が顔を合わせる機会が減ると会の結束力が、どうしても希薄になりがちです。でも、何十年に渡って培われた別府北ロータリーの友情の歯車はこんな事ではびくともしないと皆様に宣言して、この1年間のご報告と感謝のご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。