会長の時間

【2018-2019】

第2570回 例会

日時:2018/11/07

場所:ホテル白菊

会長:堀 高志


[季節変化と地区大会・言霊(ことだま)]

 

この半月の間に随分と涼しくなりましたし、季節の変化を感じる今日この頃です。花粉や黄砂等で鼻や喉に違和感のある方も私も含めて多いのではないでしょうか。

 

日本シリーズも盛り上がりました。福岡ソフトバンクホークスの日本一で今年のプロ野球も幕を閉じましたが、MVPの大分出身の甲斐選手には、びっくりでした。あの凄い送球にはさすがプロという感じでしょうか。育成枠からの活躍で周りの選手にも勇気を与えると思います。

 

いよいよ地区大会も近づいてきました。来週16日・17日にホルトホールで開催されます。ご案内の資料を少しご紹介いたします。

 

今年度は、青少年奉仕に重点を置いていますので、記念事業として「地区学友会」の創立総会と祝賀会を行います。また、地区学友の皆様によるパネルディスカッションを計画しています。地区大会を通じて、地区内外のロータリーファミリーとの交流が深まり、ロータリーの楽しさや素晴らしさを味わっていただければと願っています。

 

記念講演は、キャノングローバル戦略研究所の宮家邦彦(みやけくにひこ)氏です。テーマは「トランプ大統領の動向と日本への影響」と面白そうですので是非ご参加下さい。

 

 

 

 

久しぶりに2011~2012年度の本田ガバナーの「言霊(ことだま)」からお話しさせていただきます。

[幸せになる秘訣は]・・・抜粋してご紹介いたします。

 

■それは、頼まれやすい人になることです。そして、善きことを思い、善きことをすれば、必ず人生に良い結果が生まれます。

■自分が今いる場で必要とされる人になってほしいのです。

そして、真剣に準備した人のところに幸運が訪れるのです。

■ふだん「当たり前だ」と思っていることが、実は「恵み」なのです。

■鍛えれば鍛えるほど、汗をかけばかくほど人間は強くなっていくのです。

ですから、他人を変えようと思ったならば先ず自分を変えることです。

■言葉は、意識を変え、行動は、結果を変えます。人生の中で無数に訪れるチャンスも、自分が一生懸命に生きていかないと生かされません。

■小さなことでも「あっ、いいな」と喜べる感性を身につけることが大切です。

当たり前の日常の中に幸せはあります。

■私たちは、死に向かって進んでいるのではありません。今をもらって生きているのです。

■人生の中で、なによりも大切なことは、人を生かすことです。そして、その人に喜びと勇気と希望を与えることです。

■苦しみは種になって必ず良い実りをもたらしてくれます。

■花は香り、人は人柄が大事です。

 

 

「穴は深く掘れ、自ずと口はひろくなる」本田さんが良く口にしていた言葉だそうです。「穴を深く掘れ」とは、仕事を一生懸命深堀することです。深くなればなるほど直径は広がっていきます。この直径は人の輪、交流の輪です。交流を先にやるのではなく、とにかく仕事を懸命にやること。そう心がけて仕事をしていくうちに、不思議と人脈もでき、人付き合いもうまくなっていくのです。

「深く掘る」とは、仕事に精通しプロになることです。その過程で人との固い絆が生まれます。

 

2016年4月に起こった地震は、熊本城稲荷神社にも大きな被害をもたらしましたが、自らの神社の被害にも関わらず、何度も益城町に足を運び被災者支援を続けられたそうです。

 

 

本田さんは、熊本・大分地震が起こった年の瀬に亡くなられました。享年65歳でした。

  

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