会長の時間
【2018-2019】
第2559回 例会
日時:12:30
場所:ホテル白菊
会長:堀 高志
2011~2012年度の本田ガバナーの「言霊(ことだま)」からお話しさせていただきます。本田さんは、この4年後の2016年にお亡くなりになりました。
「言霊」の最後のページの
[おわりに 心機一転・・・一年を振り返って] を抜粋してご紹介させていただきます。
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この一年を振り返ってみて、何をおいても東日本大震災、これが一番の句読点になりそうです。
地区ガバナーとして、一人のロータリアンとして宮司として、被災地に対し、どんな支援が出来るのか、常に頭の中に、心の中に想いを抱いた一年でした。
おかげさまで、地区内ロータリークラブからは、多くの義捐金が集まり、親を亡くした学生たちへの「ロータリー希望の風奨学金」支援や「エコ街路時」贈呈など被災地区への支援活動が出来ました。
ただこれからも、この活動は、地区として責任を持って支援続けることが大事です。同じ心で忘れることなく継続してまいりましょう。
さて、私にとって、2011~12年度は、地区ガバナーとして数多くの句読点があります。GETSから国際協議会、PETS、地区協議会、75クラブの公式訪問、会長・幹事、会長エレクトや会友との懇談会、卓話者集団づくり、ブライダル支援、クラブ研修リーダー育成セミナーなどの各セミナー、創立周年式典、RI会長代理を迎えての地区大会、バンコク国際大会での地区ナイト、チェンライでの水保全支援や浄水器設置活動など、振り返れば、きりがないほど多くの出会いと感動がありました。
更に、ガバナー補佐の方々、クラブ会長・幹事さんを始め地区委員会のみなさん、同期のガバナー夫妻、クラブ会友との出会いがありました。
おかげで、私には、素晴らしいロータリー家族が出来上がったのです。
これは生涯の宝物です。これからも、この出会いを大切にして一生のお付き合いをお願いしたいと願っています、
将来、皆さんもあれは、自分が何歳の時だっただろうかな・・・という日が来ると思います。私たちだけではなく今の子供たちがいつか大人になって、過去を振り返る時が来るでしょう。その時は、この日本が、世界が、活気に満ちた暮らしやすい平和な世の中であればいいと思います。
しかし、今は天の上から鍼灸師が大きな手で地表に刺した鍼のようです。
傷つき疲れた国を世界を懸命に癒しているかのように感じます。
その鍼灸師のお手伝いをするのが、私たちロータリアンであり、枯れ木に花を咲かせる花咲じいさん役です。
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そして、最後の最後にこう書かれています。
「常に心に太陽をもって、光り輝く人でありたいものです。」
・・・今年度、高山ガバナーのスローガン「ロータリーは心の太陽」と通じるものがココにありました!
この4年後に、今度は、熊本・大分地震が起こります。地震は、熊本稲荷神社にも大きな被害をもたらしました。
「穴は、深く掘れ、自ずと口は広くなる」
・・・本田さんが良く口にしていた言葉だそうです。