会長の時間

【2017-2018】

第2542回 例会

日時:2018/01/24

場所:明豊中学・高等学校

会長:藤本修司


 

今日は、場所を改め明豊高校での職場例会です。ご存知のように明豊高校の生徒さん達はインターアクトとして活躍をして頂いております。ロータリーも毎年職業奉仕月間と云うのがあり、今月がそうです。職業を通じての奉仕を考える月とでも申しましょうか。クラブカレンダーには各月○○月間と言う標語があり、その月は、出来ればその標語にそったような事業をやりましょう。と云う程度のもので、必ずやらなければならないと云うものでもありません。そんな訳で今月は「職業奉仕月間」。

 

 この職業奉仕を説明するには、力不足ですが、自分なりの考え方を述べます。

 

簡単な表現をしますと、仕事を通じて社会貢献する。ロータリーでは、奉仕と云う言葉が使われておりますが、仕事自体が社会の人々のお役に立っている。または仕事を通じて人様のお役に立つ。相互扶助の関係である。ロータリーの歴史の中で、それが理念として確立していったのではないかと思います。

 

1905年、ポールハリスによりロータイーは設立されて依頼、ロータリーの理念は時代の変節で変わって来ております。最初は相互扶助から社会奉仕をやることがロータリーの目的であると云った時代。また、奉仕に対する行動規範が変わり、団体に対する奉仕よりも個人(ロータリアン)として学ぶ事がロータリーだと言う「超我の奉仕」へと。ここに職業奉仕と云うものが企業理念をより崇高なものとして学び実践する考えに至ったのではないかと思います。仕事を通じて世の中に役立つ企業。企業人になる。それが、ロータリーであり職業奉仕なのだと云う考えであります。では、具体的にとなると、中々難しい。現実的には企業訪問を事業としているクラブが殆どです。私も「ロータリーを楽しもう」と言うスローガンを掲げ今年一年やって来ておりますが、まだ、その域に達しておりません。本当はロータリーの理念から云うと楽しみながら良き友を作り、会友の生き方の中からお互い学び合う組織を作っていくのがロータリーなのだ。と、お互いの職業を通じ、いい意味での情報交換をしながら成長していく環境を作るのがロータリーでないかと。今回の職場例会を通じて反省した次第です。今日は明豊高校の若い日本の将来を背負っていく生徒さんから少しでも学びが出来ればと思っております。

 

  

別府北ロータリークラブ

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