会長の時間
【2015-2016】
第2449回 例会
日時:2015/11/18
場所:ホテル白菊
会長:佐藤秀男
先週の12日(木)、13日(金)、14日(土)の3日間、静岡県静岡市において「全国商工会議所観光振興大会」が開催され、商工会議所議員として当クラブより西田会長・畑先生と出席して参りました。
今回は昨年別府市において開催した時に静岡県内の商工会議所より約100名近くの方が来別して頂きましたので、その返礼として別府商工会議所としては多くの参加者を募り、当会議所が32名、県内より44名の計77名で出席して参りました。
初日の12日(木)12時25分発のJALで羽田に行き、貸切バスで首都高、東名高速とバスを走らせ、あいにく曇り空でしたが雲の上の富士山の頂きを見ながら17時過ぎに静岡市内に入り静岡県コンベンションセンターにて18時よりの全体交流会に出席しました。
この交流会で一番感じ入った事は歓迎の挨拶を徳川宗家第18代当主徳川恒(つね)孝(なり)氏がされた事です。
歴史小説やNHK大河ドラマなどでも良く取りあげられる戦国動乱の世を鎮め、265年に渡る「天下泰平」の時代を築いた徳川家康より18代目の方が挨拶をされるという歴史を感じながら時間を過ごさせて頂きました。
翌日は9時より全体会議があり、基調講演やパネルディスカッションを聞き、12時30分に閉会になり、宿泊地の熱海市に出発しました。
熱海のホテルでの懇親会は熱海市長斉藤栄氏・杉山利勝議長が歓迎の挨拶の為に来場されました。熱海市長は現在52歳で在任9年目ということなので43歳で市長になられた方です。斉藤市長は実にザックバランな方で、市長になった時、姉妹都市である別府を研究し、温泉博覧会の(オンパク)、このオンパクの手法を活用して熱海温泉玉手箱 通称(オンたま)とし、運用された事と、リバイバル新婚旅行も取り入れたりと別府を見習って観光客誘致の為に努力しているお話しをされ、又、来年8月5日が別府市と熱海市が姉妹都市になって50年を迎えるので両市の事務方で記念事業の打合せをしている話もされました。
返礼として岩瀬副会頭がオンパク立上げの中心人物である西田会長と、まだ長野新市長とお会いしていないという話でしたが、長野市長のお父さんを紹介して、良い雰囲気での挨拶の交換となりました。
今回の研修旅行で別府観光に携わる方々の真剣さ、おもてなしの奥深さといいますか、お客様への気遣いの凄さと別府観光の企画力、発信力に感心し、別府の良さを再確認した研修の旅になりました。
以上で会長の時間を終わります。ありがとうございました。