会長の時間
【2008-2009】
第2134回 例会
日時:2009/02/04
場所:ホテル白菊
会長:二宮 清行
恵方巻きとは、節分にその年の恵方を向いて食べると縁起が良いとされる太巻き。
恵方は、陰陽道でその年の干支によって定められたもっとも良いとされる方角のことで、その方向に歳徳神(としとくじん)がいるといわれる。
今年は東北東でした。
その恵方に向かって巻き寿司を食べることから、「恵方巻き」と呼ばれるようになった。
恵方巻きは、目を閉じて願い事を思い浮かべながら、恵方に向かって無言で一本丸ごとの海苔巻を丸かぶりすることから、「丸かぶり寿司」「丸かじり寿司」とも呼ぶ。巻き寿司を切らず一本丸ごと食べるのは、「縁を切らない」という意味が込められており、七福神にちなんで「かんぴょう」「きゅうり」「伊達巻」「うなぎ」など7種類の具材が入れられ、「福を巻き込む」という願いも込められている。
恵方巻きの語源は、江戸時代末期、大阪の船場で商売繁盛の祈願をする風習として始まったものといわれるが、正確な起源は未詳。
この風習は一時廃れたが、1970年代後半に大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行ったイベントによって復活し、関西地方では一般的な風習となった。
1990年代前半には一部のスーパー、1990年代後半には一部のコンビニで全国販売されるようになり、2003~2004年には全国のスーパー・コンビニで販売され大きく宣伝された事から、節分に恵方巻きを食べる風習は急速に全国に広まっていったとのことです。