会長の時間
【2007-2008】
第2103回 例会
日時:2008/06/11
場所:ホテル白菊
会長:山本 恒雄
1年間、会長の時間にお付き合い頂きました。
本当に面白くもない話にお付き合い頂いて有り難う御座いました。
後3回のご辛抱です。
宜しくお願いします。
そこで、最後の我侭をします。
私の趣味は俳句です。
俳句に関わっているときは、全く時間の経過を忘れると言っていい位に集中できます。
特に自然を観察することが多いのですが、季節によって、空間を流れる空気の変化に敏感になります。
家を出て、流川通りにでるまでの10メートルほどの間、鶴見山が見えます。
帰りは流川通りを上る間に山と空が見えます。
今は梅雨空に育てられている山とか、月とかが見えます。
自分がリラックス出来ていると、これらの景色が語りかけてきます。
人間界の雑事に頭が向いていますと、景色は何も語りません。
俳句によって自分の中の、まだ手を付けてない能力といいますか、新しい、楽しい部分が使われる気がします。
実は、私にとって俳句はリラックスさせ、活性化させ、物事の本当の姿を見せる手段になっているようです。
曼殊沙華 どれも腹出し 秩父の子 兜太
これは、玉ノ井年度の地区大会に来られた、金子兜太先生の句です。
こんな力が抜けて、美しくて、本質をついた句が出来るとなあと思っています。
私は、俳句を始めるのが遅くなりましたが、もし若いうちからやっていたらどうだったかと思います。
人生が変わっていたんじゃないかと思います。
メンバーの皆さんも俳句を始めませんか。
さて、先週は萩尾委員長のお世話で、西別府病院に筋ジスの患者さんとの茶話会をしてきました。
新たな社会奉仕になればと思っています。
そして、今日は三浦先輩に卓話をお願いしています。
楽しみにしています。
宜しくお願いします。