会長の時間
【2014-2015】
第2393回 例会
日時:2014/08/27
場所:ホテル白菊
会長:浦松 傅
皆さん今日は、一週間前に発生しました、広島市の局地的豪雨による土砂災害で、今朝の新聞報道によると、死者66名、行方不明者21名となっていました。亡くなられた方には心からご冥福をお祈り申し上げます。避難勧告の遅れた事についても、報道されていますが、私達が普段からより一層、防災意識を持つことが大事だと気付かされます。9月からは多くの台風シーズンでもあり、防災に対する取組みがより一層重要であります。防災訓練等も疎かにせず、万が一に備える事が大切と思われます。また事業に於いても、以前、松下幸之助さんが有名な熱海会議で、ナショナルの販売代理店の人達に集まってもらった時、「ダム経営」をするようにと提案されたそうです。イザというときの為に、ダムのように水を貯め数量を安定させるように資金を貯めておくよう言われたといいます。世の中には思いもよらないことが起こることが多いと思います。その会議の時、1人の販売店の人が「ダム経営」はよいと思うが、目の前のことでとてもそのようなことはできない、どうしたらできるか教えてほしい」と質問をしたそうです。松下さんは少し考えて「私にもわかりません」と言ったそうです。その時、「京セラ」の稲盛さんはまず思うことが大事と気づかれたと本の中で述べられています。西郷さんの遺訓36条にも「すべては思うことから始まる」とあります。ダム経営をしようとまず思う事が大事であり、思えばやがて達成の方向へ進むと思います。私も反省することが多いですが、準備を大事にし、思いを強くもってロータリーの活動にもあたりたいと思います。ありがとうございました。