会長の時間

【2012-2013】

第2329回 例会

日時:2013/04/17

場所:ホテル白菊

会長:田中 俊一


14日のチャリティーコンサート大変お疲れ様でした。まだ終わったばかりで冷静に総括するには早すぎるとは思いますが。大成功だったと思います。

 昨年の7月の会長就任のあいさつの中でチャリティーコンサートは是非やりたいと、皆さんの前で公言しました。もちろんやれる自信はありましたが大変だろうとは思っていました。もう今日でコンサートの話はすることはないと思うのでもう一度私がなぜチャリティーにそんなにこだわったかを話してみたいと思います。

 皆さんは覚えてないとは思いますけど昨年の8月に宇佐航空隊のことを会長の時間で話をしたことがありました。<宇佐からも154人の特攻隊が南の空に散っています。中津の筑紫亭には柱や鴨居にその特攻隊員の刀傷が今でも残っています。彼らは決して自分から進んで特攻隊員になったわけではない。>というようなことをいった記憶があります。そういう話を聞くたびに自分の原点はそこにあるのではないだろうかと思っていました。今の日本の原点もそういうところにあるのではと思っています。戦後焼け跡の中みんな必死で生きていったと思います。そういう先人の苦労に報いるためにも国難である東日本大震災は日本人みんなが助け合うべきだという気がしました。日本人の義務だという気がしておりました。

 そういう私の思いにみなさんはだれも反対することもなく実行委員会を立ち上げて協力していただきました。ロータリーの会長がそうしたいというのだからしょうがないじゃーないか。応援をしてやろう。そういう態度というのは大変ありがたいし、今後もそうであってほしいと思います。

 とはいえ、皆さんには時間もお金も随分使わせてしましました。ほかのロータリークラブの方々にもお世話になりました。今回はチャリティーという性質上、他のクラブに強制的にチケットを全員にお願いするのはやめようと思っていたのですが、結果的には全クラブがほとんど全員チケットを買ってくれました。「なんでもっと早くいってくれなかったのか」ともいわれました。やはりロータリーというのは素晴らしい仲間という気がします。

 当日来ていただいた方々からも楽しかったよという意見を随分聞きました。特にインドネシアの サマンダンス、が素晴らしかったとのみんなの意見でした。市長もいいものを見せてもらったと帰っていきました。APUのパホーマンスは別府市民はなかなか普段は見ることができないので、インパクトがあったようです。残念ながら会長の挨拶がよかったという意見は聞かれませんでした。今度こういうチャンスがあればもっとうまくしゃべる自信はあります。

 実行委員会が立ち上がったころは本当にできるのだろうかと心配した時もあったのですが、終わってみれば素晴らしいコンサートだったと思います。一番うれしかったのは、ほとんどの会員が当日参加してくれていました。みんなで成功させたイベントだったと思います。でもまだ収益金がいくらあったのだとか、その収益金をどこに持っていくかとか、あるいはこの事業の記録の整理とかいろんな仕事が残っています。せめて私が会長の時に、チャリティーコンサートの報告を兼ねて反省例会か、成功例会を開きたいと思います。

 本当に会員の皆様の協力に感謝します。これで97パーセント会長の役目が果たせました

 

  

別府北ロータリークラブ

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