会長の時間

【2012-2013】

第2320回 例会

日時:2013/02/06

場所:ホテル白菊

会長:田中 俊一


日曜日に九重の氷の祭典に行ったのですが、氷の彫刻は原形をとどめていませんでした。一生懸命作った作者は残念だったと思います。あるいはそのイベントにかかわった人も悔しかったと思います。5年ほど前、富山の<風の盆>に行ったことがあります。半年以上も前から旅館を予約しなければ取れません。いい旅館は何年も前から予約でいっぱいなのであいている旅館を探しました。普段は1万円もとれないような旅館が3万5千円でした。しかも半年以上前なのに前金です。踊りが中止になっても返金はしませんとのことでした。雨が降っておどりが中止にならないのを願うだけですねというと、雨が降って一番つらいには踊り子さんですよと言われました。どんなイベントでもそうでしょうが、見に行って雨が降って残念だったなと思うと同時に、主催者はもっと残念だろうなと思うようになりました。

 話は変わりますけど私は一年で2月が一番好きです。2月で暖かい日が続くと梅が咲くのではと心が浮き立ちます。毎年臼杵の吉野梅園と太宰府天満宮に行きます。本当に好きなのは桜なんですが桜はすぐに散るし、咲いてしまうともう今年の桜も終わりかと寂しくなるので咲くのを待つ2月が好きになりました。3月はどうかというと、もう桜の咲く秒読みという気がしてなんとなく落ち着きません。ゆったりともうすぐ桜の季節になるなーと思える2月がちょうどいいのです。

2月になると蕗の薹が出ます。3月の終わりころには筍が出ます。ただしこれは地面の中なので探すのが大変です。4月になるとタラの芽が出ます。5月になると蕨が出ます。セリが出ます。ノビルもあります。そして孟宗竹が旬になります。私の一番好きなウドが出ます。

 そして破竹になり、真竹になりゴサンチクで私の山菜取りはほぼ終わりです。最後のゴサンチクは6月の終わりです。その間に野苺もとったりするのですが、最近は持って帰るほど野苺がある場所が無くなりました。ウドのきんぴらやノビルのヌタはおそらくみなさん食べたことがないでしょうけど春の香りがしておいしいですよ。  

昨年毎年行っている山でウドを取っていたらその山の持ち主に見つかりおしかりを受けました。今年からその山に行けません。ちょっと残念です。春は海に行くとアサリやニーナやヒジキや天草も取れるのですが最近はもう行きません。何となく山菜取りのほうが好きです。仲間もいるのですが大事な場所は教えてくれません。私もみなさんに教えてもいいと思えるのは湯布院の蕨とりの場所だけです。よく考えたら自分の土地でとれるのは孟宗竹だけで、後はみんな人の山です。そのうち捕まって新聞に載るかも入れません。<ロータリー会長筍を盗む> <余罪もたくさんあるらしい>

 今年は細心の注意を払って山菜取りに励みます。

  

別府北ロータリークラブ

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