会長の時間
【2012-2013】
第2308回 例会
日時:2012/10/31
場所:立命館アジア太平洋大学
会長:田中 俊一
今日はセリック職業奉仕委員長による職場訪問例会です。APUで例会を行うのは2回目です。ローターアクトは毎月のようにAPUで例会を行ってます。今年は我がクラブもCLPを導入しました。推奨クラブ細則では職業奉仕委員会も他の奉仕委員会と同じ委員会になっているのですが、職業奉仕はプロジェクト委員会というよりロータリーの精神でありロータリーの根幹をなすものであるという考えからあえて独立した委員会にしてあります。
北クラブは会員にAPUの先生が三人もいてまさに国際ロータリーにふさわしいクラブといえます。今後もっと外国人の会員を増やして、もし日本人と半々にでもなれば、日本でも珍しいユニークなクラブになるのではないでしょうか。
外国人の会長もそのうち生まれるかもしれません。あるいは年齢から言ったら以外に早くその時が訪れるかもしれません。会長の時間を英語でやられたらと思うと不安な気持ちもありますがそれはそれでもいいかなと思います。
もうすぐ50周年を迎えるという我がクラブがそうなったら、諸先輩はどう思うのでしょうか。
別府にAPUが来るときいろんな意見がありました。私も正直どちらがいいのだろうという気がしておりました。別府という温泉町を昔の儘に生かして観光
に役立てていったほうが将来的にはいいのではないかとか、あるいは別府の町にいろんな肌の色の違う人が其処らじゅうにいるのはどうなんだろうかとか、治安はどうなんだろうとか、いろんな思いがありました。実際にAPUが開校してもう12年になりますが、いろんな不安は払拭しております。逆にAPUがなかったら、別府の町はどうなっていただろう。年寄りばかりの活気のない街になっていたのではと思います。では今のままでいいのかというと、もう十年も経ったのだからそろそろ次の段階に行ってほしいと思います。APUにさらなる発展を期待したいものです。世界中から優秀な学生を集めて、例えばその国の大統領がAPU出身とかいう事になれば、大変うれしいことです。私も個人的に多くの学生をホームステイしました。どういうわけかみんな別府が好きです。
APUが好きです。あるスリランカ人は、東京のNECに就職していったのですが、別府が好きだと帰ってきました。別府クラブの元米山奨学生はコロンボに別府という名前の日本語学校を作っています。私たちがわからない別府の良さを彼らは感じています。これからもAPUといろんな関わり合いをもって我が北クラブはやっていきたいと思います。