会長の時間
【2011-2012】
第2272回 例会
日時:2012/02/08
場所:ホテル白菊
会長:三笠 日朗
皆さん 今日は 今月4日は立春でした。Spring has come.寒さは依然と厳しいです。
会長の時間を務めさせて戴きます。
◆矛盾について触れてみたいと思います。中国の楚の国に矛と盾とを売る商人がいました
自分の矛は、どんな盾をも破壊・破る事が出来ます。 自分の盾は、どんな矛をも防護・
防ぐ事が出来ます。・・と、誇っていたが、見物人に「お前さんの矛で、お前さんの盾を突いたら、どうなるか」と言われ・・返答出来なかった。つじつまの合わないこと・が矛盾です。(広辞苑より)
◆私共クラブにも、この矛盾がすごんでいます。
皆様から、お預かりしております会費と言う、公金の使途が、クラブ内に厚く・クラブ外に薄い。「クラブの対外奉仕支出」より、「クラブの対内固定費用支出」の方が、大きく上回っています。
この現象は、当クラブのみならず別府地区4RC、すべて同じSituation です。実に悩ましい状況です。
◆近い将来、この矛盾を改革・改善する様、取り組まなければなりません。ロータリーの奉仕の理想が、誰の為の・何の為に・が、問われます。
東日本大震災復興支援・地域社会奉仕・国際社会奉仕に、皆様からの会費・公金を、もっとロータリーの奉仕活動に支出する様心がけなくては、同奉仕の理想が片手落ちとなります。
◆ 先週もお話しました通り、本日4RC人頭割負担額についての資料を回覧しておりますので、ご覧下さい。
改革・改善は関係者双方に痛みが伴います。しかし、この固定費削減は避けて通れません。皆様より忌憚のないアドバイスを戴きたいと思っております。
◆ ロータリーの友2月号ページ13で、田中作次氏 次年度RI会長が、改革について述べております。
「日本人の場合は、ゆっくり、徐々に変える方がよいと思うでしょう」とあります。ご参考までに引用致しました。
ロータリヤン、私自身、
「他人のことを思いやり、そして他人のためにつくす」と言う、箴言に改めて、自戒の念を込め、言行したいと思っています。
Thoughtfulness of, and Helpfulness to others.
これで会長の時間を終わります。有難うございました。