会長の時間
【2008-2009】
第2148回 例会
日時:2009/06/10
場所:ホテル白菊
会長:二宮 清行
本日は、最後の「ロータリー情報」を述べたいと思います。
それは「会員の義務と特典」についてです。
当ロータリークラブ定款第14条に義務を明記しています。
「会員は、入会金と会費を支払うことによって、綱領の中に示されたロータリーの原則を受諾し、本クラブの定款・細則に従い、その規定を遵守し、これに拘束されることを受諾するものとする。」とあります。
しかし、特典については明記されておりません。
ロータリーは特典を得るための義務履行ではありません。
すなわち「超我の奉仕」なのであります。
義務
1 RI定款・細則並びにロータリークラブ定款・ 細則を遵守すること。
2 入会金・会費を支払うこと。
3 例会に出席すること。
4 新会員を推薦すること。
5委員会活動、その他ロータリー・プログラムに 参加すること。
6 雑誌「ザ・ロータリアン」又は「ロータリーの 友」を購読すること。
これらの義務を履行することによってのみ、会員としての特典が受けられます。
特典 有形のものでなく、人生哲学的なものである。
1 ロータリークラブの会員には本入が希望しても なれない。会員により推薦され、選挙されて初 めて会員となれる。
2 全世界に品性高潔な122万人余りの友人を得ることができる。
3 全世界のロータリークラブ例会、ロータリー会合に参加できる。
4 奉仕活動に参加できる。
5 ロータリアンとしての絶大な信頼。
6 ロータリアンとして適格な人を推薦することができる。
この特典は、個人の営利目的に利用することは、ロータリー精神に反するもので、あくまで、知り合いと奉仕の機会が広まり、奉仕の内容が充実され、さらに高次元のロータリー奉仕活動ができ、また参加することができることを特典としてとらえるべきものである。
なかなか難しい話でしたが入会後何年も経って、忘れてしまったことを思い出していただこうと思い、お話いたしました。