俳句愛好会
6月句会
場 所:ライン句会
日 時:2024/06/20 19:30~
今月の季題:梅雨 五月晴
参加者数:5名
選考作品数:25作品
▼次回予定▼
7/18
季題:髪洗ふ 少年少女に関する俳句
久々に特選を頂きましたがそんなに喜んではいません。なぜなら皆さんこの句を先月入院していた万作さんの作品だと思って快気祝いのつもりで選句した様です。
準特選句も同点で5句です。最近だんとつの高得点がないですね。もう限界でしょうかそれとも修業が足りないか。私は明らかに後者です。名前の後ろの〇は陽鳥先生から〇をもらった句です。
今月の特選句
点滴の暮らし終えたり五月晴れ 加藤
今月の準特選句
梅雨晴のみちくさの子の傘の先 豊田
四葩道傘を持つ人持たぬ人 中村
故郷の白寿の祝五月晴れ 扇山
竹籠へ古老の活くる花柘榴 豊田
ででむしの首柔くして振り向かず 中村
その他の句
父の日や冷蔵庫には書き置きも 加藤〇
空梅雨やホース絡みて鉢あはや 加藤
河鹿鳴く遊び上手の親子かな 豊田
借景のテラスの食事梅雨晴間 万作〇
つひに子は花婿となり五月晴 中村
仄白き真夜の廊下や梅雨の月 豊田
梅雨最中ガ−デンル−ムティタイム 万作
古本のワゴンにカバー梅雨入かな 豊田
薄曇り由布岳ほのか梅雨景色 万作
五月晴れ長き入院妻帰る 万作
朝散歩光芒放す梅雨の雲 万作
どつしりとした湿気満つ四葩満つ 中村
影踏みの影はなし卯の花腐し 中村
茄子の木の一番の実の摘果せり 扇山
小雨降る畔に紫陽花過疎の村 扇山
梅雨の夜風音静か爪を切る 扇山
あれやこれ気にはなれども梅雨に入る 扇山
梅の香に心洗らわれ許したり 加藤
枇杷くはえすつと飛び行く黒き影 加藤