俳句愛好会
11月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2017/11/20 19:00~
今月の季題:冬晴れ 白菜
参加者数:6名
選考作品数:18作品
▼次回予定▼
12月10日(日)
季題:行く年 木の葉
今月は、田中さんが先月に続き特選でした。私の7ヶ月連続特選が遂に途切れましたが肩の荷が下りました。しかし、先月も今月も田中さんと私が上位独占ですから皆さんおかしいなあと思っています。私は、能楽堂で初めて琵琶の歌と鼓の演奏会を聴きとても感動したのでそれを句にしました。今回も俳句のおかげで冬晴れと小春日和の違いを勉強しました。白菜はこの時期良く食べますので身近でしたね。来月は忘年会兼ねて行います。今年1年を締めくくりましょう。
今月の特選句
白菜を縦横に割くいさぎよさ 田中
今月の準特選句
冬晴れや琵琶の音激し能楽堂 加藤
その他の句
天地の刻を止めたる冬の晴れ 松原
天岩戸繋がる道に秋晴るる 木原
白菜を割るざくざくと水の音 中村
母の香の白菜漬を嚼む夕餉 谷本
透き通る椀の白菜眩しけり 松原
冬晴れや由布の嶺空を独り占め 谷本
冬晴の大船あはれ雲流る 田中
白菜を入れて間を置く鍋奉行 木原
冬晴れに玄関開けて迎え待つ 加藤
冬晴や船上で見る御来光 中村
冬晴や尾根に風車の七つ八つ 田中
パリパリと白菜剥ぐも一人前 加藤
白菜やぽりへのうるの黒き点 松原
息子より帰省の知らせ白菜買ふ 中村
鍋抱えにわか弁当秋日和 木原
白菜やあゝまた一つ取る齢 谷本