俳句愛好会

11月句会

場 所:ライン句会                                                

日 時:2025/11/20 20:00~

今月の季題:木の葉髪、水平線や地平線に関する句 自由題

参加者数:5名

選考作品数:25作品 〇は陽鳥先生選


▼次回予定▼

12/18 17:30

季題:兼題 万作さん  司会 加藤


木の葉髪の意味を完全に理解していない状態での作句もありましたが、言わんとしたいことはわかりますね。珍しく豊田さんと中村さんはオール無得点でした。次回は17:30から行います。
陽鳥先生から、「説明しようとする俳句から離れること。木の葉髪は初冬のわびしさ、人生の哀愁に通うものがある。」

今月の特選句

困憊(こんぱい)の下山の道に帰り花(扇山)〇

今月の準特選句

秋桜の向こうに地平水平線(扇山) 
執着に囚われまいぞ木の葉髪(万作) 
大筆の走る八畳文化祭 (加藤)〇  

その他の句

十分に生きただろうか木の葉髪(扇山) 
りんごりんごりんご遠くに岩木山(扇山)〇 
小春日や昼寝の農夫に烏舞ふ(扇山) 
水平線心の叫び秋朝日(万作)〇
何と無く日暮れは早し木の葉髪(万作)〇 
水平線釣瓶落としや利尻去る(万作) 
遠泳の水平線に旗浮かぶ(万作)
秋桜の頬ふれ合ひて地平線(加藤)
二足立ち秋刀魚に伸びる猫の鼻(加藤)
年々と遺影に似たり木の葉髪(加藤)
木の葉髪妻のシャンプーこつそりと(加藤)
そこつとは人は言わねど木の葉髪(豊田)
パン生地の濡れ布巾ふわ冬うらら(豊田)
石蕗咲くと風の訪れせわしなし(豊田)
白日を虻の行きかふ花八手(豊田)〇
糠床の手ざわり旨し初時雨(豊田)  
木の葉髪頁に挟まれて窮屈(中村)
濃茶練るつややかに練る外は冬(中村)
手櫛して指にか細き木の葉髪(中村)
山頂冴ゆ夜明の海に光の道(中村)
冬晴や地球の孤なる水平線(中村)







  

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