俳句愛好会
9月句会
場 所:ライン句会
日 時:2025/09/18 19:30~
今月の季題:花野 新
参加者数:5名
選考作品数:25作品 〇は陽鳥先生選
▼次回予定▼
10/16
季題: 栗、月、自由 兼題は中村さん、司会は豊田さん
一か月経つのがとても早く感じると皆が申しております。頭脳も限界に近い感が。
今月の特選句
新涼や懐紙に透くる青海波 (豊田)
大花野風の行方を道として (中村)
今月の準特選句
赤とんぼ地球見下ろしホバリング (中)
その他の句
三日目の秋暑のカレー妻の留守 (豊)
夕月夜信号所に停まる汽車 (扇山)
かなかなや君のお帰り聞きたくて (豊
大花野山羊のあご髭伸び放題 (加藤)
雲の影落として眩し稲の秋 (中)〇
初めての出会ひナンバンギセルかな (中)
薄靄の花野に小さき人の影 (扇)
一面のコスモス畑は発電所 (扇)
蹠よりしなう総身や荒神輿 (豊)〇
今日あたり届く予感の今年米 (加)
箸先に新米のせて一呼吸 (加)
新米に玉子かけるも自由なり (加)〇
放生会電車で帰る新生姜 (加)
別荘に向かう高鳴り花野かな (万作)
豆電球犬の首輪に涼新た (万)
両側は花野広がる康成碑 (万)
朝散歩お茶のくつろい蝶の庭 (万)
早朝の天使の梯子涼新た (万)
新月や昔を今にホーキング (扇)
奥深き芒が原に骸かな (扇)
退院すと友の癖字秋夕焼 (豊)
秋高し新たな命響きけり (中)
陽鳥先生からの一言
猛暑のせいで皆さんお疲れのご様子、涼しくなりましたら散文から
抜け出して韻文(ポエム)の世界へ戻りましょう。