俳句愛好会
6月句会
場 所:ライン句会
日 時:2025/06/19 19:30~
今月の季題:梅雨明け、胡瓜、自由
参加者数:5名
選考作品数:25作品 〇は陽鳥先生選
▼次回予定▼
7/17 19:30
季題:冷奴、夏座敷、自由
梅雨が未だ明けていないのにこの梅雨明けで作るのは無理がありましたね。胡瓜は面白い句が出来ました。毎回陽鳥先生に同じことを言われているのに、成長がないのはなぜでしょうか。散文的、報告になっている。説明や理屈を述べることから離れましょう。ポエムを生まなければ韻文とは言えません。作品について報告であるかを自問してみてください。と。有り難うございます。
今月の特選句
東雲や九重連山梅雨明くる (扇山)
今月の準特選句
その先は支へ無き道花胡瓜(加藤)〇
大水車青水無月の空を繰る(豊田)〇
その他の句
4点句
トーストの香しき音梅雨明くる(中村)
2点句
びしょぬれの子らに初夏来たりけり(豊田)
たてよこに小流れの澄み花菖蒲 (豊田)
梅雨明けのもようだと言ふ無責任(加藤)
1点句
梅雨入や十六本の傘の骨(中村)
梅雨明けて長靴洗ふ黒ばかり(加藤)
水耕の学者の胡瓜喰ふ河童(加藤)
庭の木々伸び放題や梅雨明ける(万作)
関節にテーピング胡瓜に薬味 (豊田)
虫喰ひ葉に檸檬の花の白きこと(中村)
0点句
復習も予習も要らぬ胡瓜もみ(加藤)◎
先ず雄花ゆっくり雌花の胡瓜かな(扇山)
夏薊ニ礼ニ拍の音は無し(扇山)
胡瓜半分塩つけて腰掛けて(扇山)
会いたくて君に会いたくて火垂る(扇山)
梅雨明けをテラスの食事待たれけれ(万作)
空碧くこれぞ梅雨明け由布の山(万作)
夕食に話題添えたる花胡瓜(万作)
もぎたての胡瓜塩揉む朝餉かな(万作)
胡瓜喰むほどよき海の塩加減(中村)
鈴生りの胡瓜の棘におそわるる(中村)
篝火に火蛾の落ち行く能舞台(豊田)