俳句愛好会
5月句会
場 所:ライン句会
日 時:2025/05/29 19:30~
今月の季題:蚕豆 燕の子 自由題
参加者数:5人
選考作品数:25作品
▼次回予定▼
6/19 19:30~
季題:兼題担当:加藤 胡瓜 梅雨明け 自由 司会:豊田
今月も点数が割れました。特選句は今は有料の施設となった杵築の砲台跡の情景だそうです。
今月の特選句
夏草の砲台跡の空広し(扇山)
今月の準特選句
蚕豆や莢は三つ子の乳母車(加藤)
その他の句
4点句
夏草やキャディひと言暫定球(加藤)
米不足昭和棚田の夏の草(加藤)
夏草や終点駅のレール止め(扇山)
3点句
坂下は商ひの町燕来る(豊田)
2点句
莢焦がし蚕豆青くふくふくと(中村)
蚕豆や料理の腕は母譲り(中村)
1点句
踊る少女夏風のメリケン波止場(扇山)
夏草や潮目のごとき風の道(豊田)
燕の子一斉に菱形の口 (中村)
手放せぬ代々の畑夏の草(加藤)
懐かしきそら豆ごはん母の声(万作)
0点句
一斉に漏斗差し出す燕の子(加藤)
夏燕アスファルトはじりじり熱い(中村)
夏草や五歩先を行く人隠す(中村)
帰り道帽子に入れる草苺(扇山)
夏草や小学校も閉校か(扇山)
夏草を刈って所得や駐車場(万作)
燕の子父の居場所と育ちおり(万作)
はじき豆香る焼きたてビ−ルかな(万作)
夏草を刈れば我が意や地域猫(万作)
復興の街方眼に夏燕(豊田)
夏草に少年の背暮れ泥む(豊田)
子燕や目覚めて軽き五体あり(豊田)