俳句愛好会
5月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2013/05/22 19:00~
今月の季題:夏みかん 、 麦の秋
参加者数:7名
選考作品数:19
▼次回予定▼
6月19日(水) 19:00~ 季題「 羽抜け鳥、夏衣 」
季題:
句会模様
今月の特選句は日名子光さんでした。襦袢を日ごろから身に着けておられるのでこの作品が生まれたのでしょう。おめでとうございます。日名子さんらしい句ですね。夏みかんは現在、各地で栽培されていますが元々は山口県の萩市の産だそうです。私は萩の武家屋敷で見た夏みかんを句にしましたがちょっと硬かったですね。今回は、飛び入りで山口県出身の福島さんが参加してくれました。次回は、あまり聞かない季語となりましたが検討を祈ります。
今月の特選句
皮をむく 白き襦袢の 夏みかん 作者:日名子 光
句会 5月22日(水) 季題「夏みかん 麦の秋」
次回 6月19日(水) 季題「羽抜け鳥、夏衣」
参加者7名の作品全部見る
今月の準特選句
夏みかん 触れんばかりや 湾岸線 山本
洋館の 塀の外まで 夏みかん 田中
夏みかん 爪折れそうと 薄目開け 加藤
特攻の 飛び立つ宇佐は 麦の秋 河野
四畳半 しばし賑はふ 夏みかん 松原
その他の句
夕日浴び ザワザワ揺れる 麦の秋 光
揺れ落ちて 確かにここに 夏みかん 光
甘夏を 母の指ごと吸う 児かな 山本
麦秋や ゴッホの終の カンバスに 山本
麦秋やメガソーラーの光りをり 田中
三姉妹 それぞれの地で 麦の秋 田中
勧められ 一瞬戸惑う 夏みかん 加藤
武家屋敷 守り続ける 夏みかん 加藤
群青の 海ははるかに 夏みかん 河野
湾曲す 河西回廊 麦の秋 河野
指先に 夏みかんの声 利こえけり 松原
麦秋に 暫し昔の 夢を見で 松原
テニス部の 仲間と食べた 夏みかん 福島