俳句愛好会
11月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2012/11/22 19:00~
今月の季題:鷹、烏瓜
参加者数:7名
選考作品数:21作品
▼次回予定▼
12月19日(水) 季題 「なまこ 懐手」 場所 木原邸
季題:
句会模様
今月は2ヶ月ぶりの句会でした。特選は同点の2作品で季題の烏瓜と鷹からそれぞれ一作品です。烏瓜はわが句会では2回目の季題でした。光さんの作品「つい蔓を ひきたくなるや 烏瓜」もそうですが、同じものを見ても想っても年齢を重ねる度に感覚が違うのか、目の付け所が違うのか個人個人の感覚は面白いですね。
今回は、田中さんから九重の農園でとれた甘くておいしい焼き芋を差し入れしていただきました。ありがとうございました。次回は、メンバーの木原さんのご自宅に招かれて蕎麦会席で忘年句会を行うことになりました。楽しみですね。沢山の参加をお待ちしています。木原さんお世話になりますがよろしくお願いします。
今月の特選句
烏瓜 下げて枝折 戸半開き 作者:河野
鷹一羽 大木の上 睥睨(へいげい)す 作者:光
平成24年11月22日開催 季題「鷹、烏瓜」参加7名〔全作品見る〕
次回 12月19日(水) 季題 「なまこ 懐手」
今月の準特選句
脱藩の 竜馬の空や 鷹一羽 山本
鷹舞うも 一点はずさぬ うさぎ穴 加藤
磨崖仏 二つ並んで 烏瓜 田中
鷹の眼に おわしますのは どなた様 松原
尖閣も つるを辿れば 烏瓜 木原
その他の句
鳥葬の 鷹ゆったりと 天心へ 河野
大和出ず 豊後水道 鷹渡る 河野
つい蔓を ひきたくなるや 烏瓜 光
葉が枯れて 紅き提灯 烏瓜 光
小鳥らの 騒げる森に 鷹一羽 山本
烏瓜 全てはここに 始まりぬ 山本
見上げれば 鷹独り占め 由布の空 加藤
烏瓜 弦枯れる程 赤々と 加藤
ぶら下がり 今日は祭りか 烏瓜 田中
裸木に 実のごとくあり 烏瓜 田中
夕暮れに 導ささやく 烏瓜 松原
天地に 何を探して 鷹一羽 松原
飾窓 吊るして 烏瓜の赤 木原
鷹合わす 鳩の被害に 思いあり 木原