俳句愛好会

7月句会

場　所：レフトアローン

日　時：2012/07/25　19:00～

今月の季題：花火　浴衣

参加者数：9名

選考作品数：27作品

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▼次回予定▼

8月22日（水）　季題　「　桐一葉　　野分　」

季題：

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今月は光さんが特選です。おめでとうございます。光さんの理想とする女性像なのでしょうか。誰がモデルなのか気になるところです。私は女優の高島礼子を想像しました。今月もセリカさんが参加してくれました。しかもすばらしい句でした。「音もなく　あなたと二人　遠花火」あなたになってみたいですねえ。これから花火大会、浴衣も本番です。暑さに負けず、きっかけつくりに出かけしましょう。

今月の特選句

句会　平成24年7月25日　季題　「花火　浴衣」

羅（うすもの）を　涼しげに着て　凛とする　　　　作者：光

今月の準特選句

雲海や　サンチャゴの鐘　深きより　　　　　　河野

音もなく　あなたと二人　遠花火　　　　　　　セリカ

心地よき　糊の音聞く　浴衣かな　　　　　　　山本

着崩れて　にほう浴衣の　隙間かな　　　　　　松原

浴衣着て　胸膨らみし　青春譜　　　　　　　　谷本

湾の先　ぽつんぽつんの　花火かな　　　　　　田中

浴衣着に　素足なんとも　爪の色　　　　　　　木原

祖母まねる　浴衣姉妹の　炭坑節　　　　　　　竹山

その他の句

大輪の　花火のごとき　この思い　　　　　　　光
踊りの輪　浴衣の君を　探し見る　　　　　　　光

藍浴衣　湯屋に一礼　薬師の湯　　　　　　　　河野
雲海の　底に命の　音がする　　　　　　　　　河野

上を向く　瞳に映る　揚花火　　　　　　　　　セリカ
カラコロと　慣れない下駄と　浴衣着て　　　セリカ

花火果て　闇艶やかに　残りけり　　　　　　　山本
今はただ　五欲に任せ　涼しけり　　　　　　　山本

見返りて　浴衣の娘　女かな　　　　　　　　　松原
半玉の　浴衣娘や　走る走る　　　　　　　　　松原

雲海や　生死を超えた　黒き峰　　　　　　　　谷本
浴衣づれ　バス賑わいて　地区祭り　　　　　　谷本　　　　　　

浴衣着て　故郷思う　西の空　　　　　　　　　田中
浴衣着て　君が大人に　見えた日も　　　　　田中

孫花火　笑顔取りまく　縁の先　　　　　　　　木原
旅みやげ　雲海を飛び　疲れとれ　　　　　　木原

馴初めは　花火大会　いつの世も　　　　　　　竹山
登りつめ　花火の祝砲　一万発　　　　　　　　竹山