俳句愛好会
11月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2009/11/25 19:00~
今月の季題:大根
参加者数:7
選考作品数:
▼次回予定▼
12月は16日(水)場所、時間は先月と同じ、季題「古日記」
季題:
桃潤さん連続特選、河野さん先々月に続き特選おめでとうございます。
常連の二人は高得点でした。
今回は、扇山さんが詠み森さんが進行役をしてくれました。
桃潤さんの「人影の・・・」は、扇山さん以外の全員から選ばれました。
留学生の劉さんはインフルエンザかもしれないとのことで残念ながら欠席。
中国も大根に対しての思いは同じなのでしょうか。意味が良くわかります。
早く体調戻して12月は参加お願いします。
大根役者とは、芸の下手な役者をあざけって言う言葉に使われますが、逆に何の役をさせてもりっぱにこなせる役者という意味もあるそうです。
あぶらののったぶり大根、あっさり味のイカ大根、大分特産の地鶏と椎茸とをにんにく味で甘辛く煮た大根などおいしいですね。
今回は河野さんから栗の渋皮煮を差し入れてもらいました。
渋みを堪能できる句会メンバーにはたまらない季節の味です。
ありがとうございました。
もう忘年会が始まってます、鍋料理は体のしんから暖まりますね。
私はおろし大根をたっぷり入れた鴨鍋が大好きです。
おいしいものを食べて体調には十分気をつけましょう。
12月の季題は「古日記」です。もう新しい手帳など買われたでしょうか。1
2月は句会の忘年会をかねて16日(水)に行います。
皆さん参加よろしくお願いします。
今月の特選句
・11月季題「大根」
・特選句 「人影の 見えねど一村 懸大根」 作者:山本桃潤
・特選句 「高千穂の 風を賜り 大根干す」 作者:河野
今月の準特選句
・大根や 行水させて 冬小町 松原
・大根を 干す日よりなり 里の駅 谷本
・肩を出し 吹きっさらしの 青大根 扇山
・忙中に いふりがっこの 便りあり 森
・太陽の 香りほのかに 干し大根 竹山
・冬の夜は ふろふき蕪(かぶら) 家和み 玉の井
その他の句
・大根の 円(まど)かな膳や 老夫婦 谷本
・三代の 沢庵石の 出番かな 河野
・主待つ くつりくつりと 鍋の大根 竹山
・湧水で 大根洗えば 伊吹山(琵琶湖近くの山) 扇山
・引き抜かれ ふたまた大根 照れ笑い 竹山
・踏ん張って 大根をひく 地球かな 河野
・大根の 白くて甘く 霜の朝 森
・大根を 引きて聞こゆる 冬の声 松原
・大根が 甘いからいと 交わす酒 森
・連れ添いて 幾年月や 大根汁 桃潤
・乏しき日 遠い夕餉(ゆうげ)の 大根葉 谷本
・マラソンの途で齧(かじ)りし 泥大根 桃潤
・気がつけば 大根ミカンに 早変わり 扇山
・大根や 器量比べて 並びけり 松原
・大根の 香りとともに おでん出ず 玉の井
・脚入れて 客の持てきし 蕪二つ 玉の井
・腕しだい 煮ても焼いても 名演技 留学生(劉)
・大根を おろして思う ぼたん雪 留学生(オンキン)
大根畑
干し大根
ぶり大根
いか大根