俳句愛好会

3月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2012/03/22 19:00~

今月の季題:桜・春の水

参加者数:9名

選考作品数:27作品


▼次回予定▼

4月26日(木) 19:00~  季語:桜貝 行く春

季題:


句会模様

今月は掘さんが特選でした。おめでとうございます。今回は投句が多く参加はいつもの常連メンバーでした。桜が咲く前の句会でしたのでこれから満開の桜の下で花見ができます。ラクテンチで足湯につかりながらの桜は最高です。さらに一句考えながら楽しみましょう。

桜は咲いてもぱっと一気に散るので潔いですね。入学、卒業、入社、転勤、退職とこの時期は出会い、別れといろいろありますが皆さんはどちらに思いが深いのでしょうか。わが句会には定年も卒業もはありませんのでご心配なく。

今月も河野さんによもぎもちの差し入れをいただきました。ビールによもぎもちも結構いけると思うのですが。ご馳走様でした。

今月の特選句

風落ちて 狂女のような 桜なり   作者:堀

3月22日(木) 参加者9名 「季語:桜、春の水」

今月の準特選句

磴登り 来て白梅の 香の動く            河野

年ごとに 花と逢う間の 狭くなり           松原

妻が指す 花芽(かが)の膨らみ 桜哉         木原

スコッチの ダブルに添へし 春の水         山本

振り向けば 来し方霞む 花吹雪           谷本

咲くを待ち 散りゆくオ惜しむ さくらかな       光

山桜 高崎山も 薄化粧               竹山

還暦や 淀み流れて 春の水             田中

その他の句

さくら散る 子等の消えたる グランドに       堀

桜咲く 吉報聞きて 春を酔ふ            堀

桜色の 薄衣着し 君とをり            河野

補聴器の 婆もゑまいし 初音かな         河野

天土に 時を奏でる 春の水   天土?       松原

蛇口より 便り届きて 春の水            松原

繋流の 小舟誘うや 春の水             木原

朝日さす 淵に水門 水の春             木原

茶をたてむ 釣瓶に春の 水汲みて           山本

今年又 人に会ふごと この桜            山本

新任地 桜と酌みし 幻酒かな            谷本
   
はるかなり 初任の宴や 紅桜             谷本

雪解けの 冷たき流れ 春の水            光

蕾より 指折り数え さくらさく           光

満開の 桜に経過(とき)を 教えられ        竹山

さえずりて つげるさくらの 笑みて咲き        竹山
   
ああ桜 思い出だけの 母校かな            田中

海峡の 風車遥けし 山桜               田中  


選句しています

よもぎ饅頭に桜

河野さんの差し入れ



  

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