会長の時間

【2024-2025】

第2758回 例会

日時:2024/10/09

場所:ホテル別府パストラル

会長:大附嘉孝


こんにちは、会長の時間です。

先週の例会では、米山月間に因んで大分南ロータリークラブが世話クラブの米山奨学生、ルパータンさんに卓話をして頂きました。母国ミャンマーが軍事クーデターにより内戦状態となり、自分に何が出来るのかを考え、介護の勉強をし、国の人の為になりたいという想いから日本へ留学したとの事でした。
ご存じとは思いますが、ロータリー米山奨学事業は日本のロータリーの創始者である故米山梅吉氏の生前の功績を称え、後世迄残るような有益な事業を行いたいと1952年に東京ロータリーが発表した「米山基金」に始まりました。

この「米山基金」は、海外から優秀な学生を日本に招き、勉学を支援する奨学金事業でした。

その背景には二度と戦争の悲劇を繰り返さない為に“平和日本”を世界に伝え、国際親善と世界平和に寄与したいという強い願いがあったとの事です。その後、事業は発展し、現在で日本のロータリーが共同で運営する国内最大の民間奨学団体となりました。
今年度の奨学生は926人で、これまでに支援した留学生は今年7月現在で24,133人、その出身国は133の国と地域に及んでおります。特長として奨学生一人ひとりにその地区内のロータリークラブが「世話クラブ」となり、そのクラブの会員さんがカウンセラーとなり、日常の相談役を努めます。奨学期間中、奨学生は毎月1回以上、世話クラブの例会に参加し、会員との交流について学びます。
事業費は年間15億6百万ぐらいの規模で、その事業のほとんどはロータリー会員の皆様からの寄付で成り立っています。ロータリアン1人あたりの普通寄付が前期2,000円、後期2,000円、全国で2023-2024年度410,403,000円、又特別寄付が1,035,280,000円で寄付金の合計が1,445,683,000円となっております。特別寄付が普通寄付の約2.5倍の金額となっていますが、特別寄付の割合は全国平均で47.3%、2720地区でいうと40.3%と、半数以下の割合でしかありません。先週もお願いしましたが、米山奨学事業をご理解頂き、1人でも多くの会員の皆様の特別寄付をお願い致します。

さて、いよいよ今週の土曜日、10月12日、第41回別府近隣7RC親睦ソフトボール大会が開催されます。当クラブは第2試合で10:00から別府東Ⅾと対戦します。4月より半年間、毎週水曜日朝6:00からこの日を目標に朝練を頑張ってきたソフトボール愛好会の雄姿を一目見に来て頂きたいと思います。皆さんの応援を力に優勝を目指したいと思っておりますので、1人でも多くの会員の皆様の応援を宜しくお願い申し上げます。
以上で会長の時間を終わります。

  

別府北ロータリークラブ

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