会長の時間
【2019-2020】
第2618回 例会
日時:2020/02/12
場所:大分銀行宗麟館
会長:岡田豊和
本日は大分銀行の安部元会員のご協力を得て、この大分銀行宗麟館で例会を行う事となりました。あいにくの雨ですが、新しい、気持ちの良い会場で例会ができ、新鮮な気持ちです。宗麟館と言えば、大友宗麟にちなんだ名前ですが、その宗麟について少しお話しさせていただきます。宗麟と言えば、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した戦国大名で、まずはキリシタン大名と言う言葉が浮かびますが、元は仏教徒だったそうです。茶道、書画、能、蹴鞠の諸芸に長けた、文化人だったそうです。狩野永徳を豊後に招聘して障壁画を描かせたこともあるそうです。
またキリシタン大名として、ポルトガルに使節団を送っています。蹴鞠と言えば、我等のご先祖様は昔からサッカーの強い風土を作っていたと言う事でしょうか?また、南蛮貿易も盛んに行い、博多の商人とも親密に付き合って大分の商業を盛り上げたそうです。大分の中心に大分銀行が作ったこの多目的ホールの名前が宗麟館と言うのは、ピッタリのネーミングと言えます。さらに宗麟は西洋医学の発展にも貢献しており、ポルトガル人の医師と日本人医師とが共同で日本初の西洋医学による外科手術が行われたのは府内の地だったそうです。
さて、今日は県内の外国人の労働者の状況に関する卓話です。僕ら医療業界でも看護師や介護士が不足して、今後外国人労働者の採用が促進されようとしています。大変興味深いお話しが聞けると、楽しみにしています。