俳句愛好会

9月句会

場 所:レフトアローン 

日 時:2016/09/14 19:00~

今月の季題:月 秋の声

参加者数:6名

選考作品数:18作品


▼次回予定▼

10月18日(水)

季題:台風  案山子


今月は木原さんの作品が特選句でした。久しぶりですね、おめでとうございます。今年の中秋の名月は天気に恵まれず見えなかったですね。諏訪湖の宿とは何処だったのでしょうか。宿の月といえば拓郎の旅の宿の歌を思い出します。
秋の声とは、秋は空気が澄んでいるので遠くの物音でもはっきり聞こえる様子です。それでしみじみとこころを打つように聞こえるそうです。
私は、富山県八尾町で胡弓の音色が細く長く物悲しく聞こえていたのを、句にしました。1点差で準特選を頂きました。
今月は季語がメンバーに馴染みやすかったのでしょうか皆さんのどの作品もすばらしいと思いました。来月はもっと身近な季語です。木原さんと私が選びました。

今月の特選句

興亡を 知るぞ諏訪湖の 宿の月   木原  

今月の準特選句

真夜中の 八尾に一人 秋の声    加藤  

その他の句

月明かり 墨絵の中に 踊りけり   松原 
ビオロンと 紅茶の窓辺 秋の声   中村  
窓の月 眠りつくまで 独り占め   加藤   
山間に 待宵の月 見え隠れ     田中 
長き髪 ほどいてみれば 秋の声   松原  
回覧板 運ぶ行事の 秋の声     谷本  
砂浜に 足跡残し 秋の声      田中  
月無心 うさぎらくだの 歌哀し   谷本   
誘われて くぐる暖簾に 秋の声   木原   
昼の月 鳥孕みては 吐き出して   中村  
月明かり 眠れぬ夜に 母へ文    加藤  
行く川の 水佇みて 秋の声     田中   
故郷は 人と野山に 秋の声     谷本  
ふるさとに 思い馳せらす 月の夜  木原  
月影や 千夜一夜の 幻灯機     松原  
名月や パソコンの蓋 開かぬまま  中村 







  

別府北ロータリークラブ

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