俳句愛好会

4月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2016/04/14 19:00~

今月の季題:蒲公英(たんぽぽ) 、 若鮎

参加者数:7名

選考作品数:21作品


▼次回予定▼

5月12日(木)

季題:母の日 風薫る


今月は久しぶりに私が特選でした。しかしどうして不動明王なんですかと言う質問が在りました。蒲公英をしっかり見てみると全て葉先が尖ってしかも円になって花を守っているかのようでしたのでそれを不動明王の槍や背中の炎にたとえたものです。準特選の山本さんとは1点差で危ないところでした。若鮎は私もあまりみたことが無いのですが鮎自体は皆さん食べたり見たりしているので身近な存在でした。来月は母の日、風薫るです。

今月の特選句

蒲公英の 葉先鋭き 不動明王       加藤

今月の準特選句

若鮎の 小さき堰を 跳ぶ光        山本

その他の句

たんぽぽの 今年も咲くや 掩体壕      田中 

若鮎や 我が行く道を 決めたる日      中村

コンパスの 丸より丸し 絮たんぽぽ      中村

蒲公英を 見つけし夫も 風と散り       加藤

若鮎や 振り向くことも 忘れけり      加藤

蒲公英を 一人見つめる 金次郎       田中

蒲公英の 絮も円らに 点りけり        松原

黄たんぽぽ 星をばらまく やうにまく      中村

孫と手を たんぽぽの道 綿毛飛ぶ      木原

蒲公英の 綿毛見送る 三千里         松原

たんぽぽの 真綿童心 いつまでも       谷本
若鮎も 泳ぎて究む 水の世を         谷本

蒲公英や 集団下校の 帰り道       田中

蒲公英の 絮円環の 悟りかな      松原

若鮎の わたの苦みや 食の旅        木原

若鮎に 魅せられ食す 幸な奴      木原

蒲公英や ミサイルよりも 遠くまで    山本

若鮎が 入ったと親父 電話くれ       山本

弁慶の しをりぬ鼓 草は無く       谷本







  

別府北ロータリークラブ

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