俳句愛好会

4月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2015/04/30 19:00~

今月の季題:蜃気楼 行く春

参加者数:7名

選考作品数:19作品


▼次回予定▼

5月21日(木)

季題:天道虫  夏めく


今月は同点で2人が特選になりました。松原さんは久しぶりですね。中村さんは相変わらず絶好調です。
行く春とは楽しく明るい春が尽きることを惜しむそうですが、すぐ夏も来るから惜しむと感じたことはあまりないのですが、それは季節ではなく春という時期に移り行く生活のどこかにさみしさがあるということなのでしょう。
次回の季語は夏めくです。ながいGWもやってきます。充実した日々にしましょう。

神宮司さん、特選句を複数あっぷすると行ずれになるのですが、なぜでしょうか。文字サイズは大きくしなくてもいいのですが。

今月の特選句

何ひとつ 止まれぬ世の 蜃気楼   (松原) 

行く春や 家の広さを 思へる日   (中村)
 

今月の準特選句

蜃気楼 潮に異国の 香りあり     中村 
行く春や 廃校決まり 開かぬ門    加藤 

その他の句

裾野から 萌葱は青へ 春は行く    木原 
行く春や 近所の美人も 嫁に行き   加藤 
行く春を 惜しむがごとく 今日も雨  木原 
行く春や 暮れ六つの鐘 開く渚    桃潤 
弁慶の なみだ安宅の 蜃気楼     谷本 

蜃気楼 立山連邦 遥かなり      田中 
行く春や 猫と三食 始めけり     加藤 
富士五湖を 巡りて富士の 春惜しむ  田中 
行く春や もて余すこと 思い出し   松原 

行く春や 山国川は 海に入る     桃潤 
行く春に 老いて見送る 昨日かな   松原 

空想の 境地越えたり 蜃気楼     木原 
蜃気楼 新たな暮らし この街で    桃潤 
蜃気楼 基礎打ちあれば 消えぬかは  中村 
行く春や 別れ来し人 下田港     田中 







  

別府北ロータリークラブ

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