会長の時間
【2014-2015】
第2418回 例会
日時:2015/03/18
場所:ホテル白菊
会長:浦松 傅
皆さん、本日は講話者として、別府東RC会長の荒金先生をお迎えしています。
たいへん、楽しみにしていました。宜しくお願いします。
さて、3月半ばを過ぎ、三寒四温となりいくらか春めいてきているかと思います。
3月は人事異動の季節であり、各々新たな役を受けたりとあることと思います。
また、経営者としても人材登用を新たにされることもあるかと思います。
稲盛和男氏の本によると西郷遺訓集の1条には「何程国家の勲労ある共、その職に任えぬ人を官職を以て賞するは善からぬことの第一也。官はその人を選びてこれを受け、功あるものには俸禄を以て賞し、これを愛し置くものぞ」とあります。
「功あるものには禄を 徳ある者には役職を」
と言っています。企業でいえば、人間力のある人物には高い役職をつけてもよいが、ただ、仕事はできるが人間力に欠けている人には、その仕事にみあった給与をあげるが役職をつけない。また、ドラッカーの「現在の経営」の中にも、いかに知識があり才気があり仕事ができようとも「真摯さ」に欠けた人を昇進させてはならないとあります。
企業は人であり、私達にとても考えさせられることかと思います。