会長の時間

【2014-2015】

第2414回 例会

日時:2015/02/18

場所:ホテル白菊

会長:浦松 傅


皆さん こんにちは

今日は、ゲストとして別府市軟式野球連盟の後藤理事長様に来ていただいております。後程卓話をお願いしております。後藤理事長様には一月に開催しました今宮健太選手による少年野球教室では大変お世話になりました。大変ありがとうございました。今日はあるプロゴルファーの話をご紹介いたします。

彼はある大会にアマチュア選手として予選会に参加しましたがその日は力を発揮できず予選落ちをしてしまいました。本来ならいち早く会場を後にしたいところですが彼は大会関係者や役員の皆さん一人ひとりに深々とお礼の挨拶をして回ったそうです。その光景を遠目で見ていた関係者から「もし明日欠員が出た場合は繰り上げ参加ができるかもしれません。明日まで待ってみますか?可能性は低いのですが」と言われ翌日まで残ることにしたそうです。すると一人欠員があり繰り上げで参加することができました。その試合は彼にとって記念すべき物になりました。終盤に奇跡のショットもありアマチュアとして初優勝を勝ちとったのです。その人の名は石川遼選手です。その後の彼は日本を代表する選手として活躍しています。常に低姿勢で、気配りのある振る舞いには成功した今も、ゴルフ業界で定評があります。いつもプレーが終了すれば、コースには深々とお辞儀をし、トイレでは備えつきのタオルですべての洗面台をきれいに拭いて出てくるそうです。人や物に対しての謙虚さが運を引き寄せ、周囲への感謝や心配りが、多くの人からの協力を得ることにつながるのでしょう。反対に勝ち続けるうちに感覚が麻痺して、傲慢になり、長年支えてくれた協力者や応援者が去ってしまうケースもあります。昔から「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と言うことわざがありますが、地位が上がり、権威を有するほど謙虚であるべきだ,という教訓が込められています。(今週の倫理863号より)

私たち経営者においても同じことが言えると思います。

  

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