会長の時間
【2012-2013】
第2334回 例会
日時:2013/05/29
場所:ホテル白菊
会長:田中 俊一
大分県は昨日梅雨入りをしました。昨年より3日、平年より9日早いそうです。
その割には今日はそこそこの天気です。九重の農業に関していえば、まだ梅雨に入ると思ってなかったので、梅雨前にやらなければいけない仕事をずいぶん残しています。昨日は雨の中さつまいもを800本くらい植えました。<カンタクン>より甘い芋です。このまま雨だと10000粒くらい植えたトウモロコシの草取りや追肥ができないのも心配です。
三浦雄一郎さんが80歳でエベレスト登頂に成功しました。下山に一部ヘリコプターを使ったことが一部の人からは問題視されているみたいですが。アルピニストの野口健さんは、普段は「自力で下山できないなら登山とは言えない」という説を持っている人ですが、彼も今回は登山といえると発言しています。
三浦さんは下山したときはフラフラで幽霊みたいだったそうです。
わたくしは中国の玉龍雪山で4560m、南米のチチカカ湖で4100mを経験しました、4560mでは20分くらい頂上にいただけで、ロープウエーですぐ下山しました。今まで味わったことのない不安な気持ちになりました。それでも仲間内では最後までいたほうでした。チチカカ湖では11人のツアーでしたが半数近い人が体の異常を訴えていました。その時の私の血中酸素濃度は85くらいで、ツアー客の中では一番いいほうでした。中には70位の人もいてそういう人は頭痛を訴えていました。私は意外に高所に強い体質かもしれません。あと30キロやせていて、30歳若かったら、エベレストに登頂していたかもしれません。
私もいつの間にか別府北ロータリークラブの平均年齢より上になりました。
自分では若手のつもりでも,周りの人は残念ながらそういう目で見てくれません。ロシア民謡に「赤いサラファン」という歌があります。生意気そうな若者を見るとその中の一説が頭の中をよぎります。
「たとえ若い娘じゃとて
何でその日がながかろう
燃えるような そのほほも
今にごらん いろあせる」
残すところあと一か月です。もう二度と会長にはなれないでしょうから、ゆっくりとロータリーについて考える一か月にしたいと思います。