俳句愛好会
4月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2013/04/24 19:00~
今月の季題:桃の花 桜鯛
参加者数:7名
選考作品数:21作品
▼次回予定▼
5月22日(水) 19:00~ 季題「麦の秋、夏みかん」
季題:
句会模様
今月は、1点差で特選句を田中扇山さんに持っていかれました。悔しいけれど私には姉さんかぶりという言葉は浮かびません。ドラマ以外最近あまり見かけないですがどこでみられたのでしょうか。しかし暖かくなってきたイメージにピッタリですね。おめでとうございます。それから偶然にも結納のお祝いでの桜鯛の句が2つありました。おめで鯛ことはいいことですね。
次回はもう夏、秋に入ります。季題は「麦の秋、夏みかん」です。夏みかんといえばずいぶん昔、私の作品「飛び散りて 目にもビタミン 夏みかん」を思い出しました。いまだに成長していません。来月は夏みかんで特選句狙ってみっかん。
今月の特選句
特選句 ふとん干す 姉さんかぶりや 桃の花 作者 田中扇山
句会 4月24日(水) 季題「桃の花、桜鯛」 参加 7名
次回 5月22日(水) 季題 「麦の秋、夏みかん」
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今月の準特選句
長年の 勤めを終えて 桜鯛 加藤
遠退いて また振り返る 桃の花 谷本
紀ノ川に 沿うて村々 桃の花 山本
嫁が来て 村のにぎはふ 桃の花 河野
桃園に 覗いて見ゆる あの世かな 松原
桃の花 奮い立たせよ 老楽に 木原
その他の句
帰りなん いざ田園は 桃の花 田中
(中国の詩人陶淵明の”帰去来”の中の「帰りなんいざ 田園まさに荒れんとす」からの本歌取りの句のつ もりでしたとのことです。)
三方に 神様喰わぬ 桜鯛 田中
岸壁の 赤白テープ 桜鯛 加藤
結納に あうんの二匹 桜鯛 加藤
(南国の親友の子供さんが結納を行うとのことでお祝いにこの句を作りました。)
桃の咲く 吾にもありし 朱の炎 谷本
師の長寿 囲み明石の 桜鯛 谷本
赤紙の来る昼下がり 桃の花 山本
結納や 一本釣りの 桜鯛 山本
(一本釣りの鯛というのは鱗に傷もついてなく、網でとった鯛より貴重で価値があるそうです。)
涙目も 直に食わるる 桜鯛 河野
水軍の 来島海峡 桜鯛 河野
酒瓶の 林に一花 桜鯛 松原
釣り人や 鱗舞い散る 桜鯛 松原
もてなしの 料理に添えし 桃の花 木原
紅(もみ)に映え 刺身つくらん 桜鯛 木原