会長の時間
【2012-2013】
第2328回 例会
日時:2013/04/10
場所:ホテル白菊
会長:田中 俊一
14日の日曜日、いよいよチャリティーコンサートが行われます。私の思いから随分といろんな人に助けられ、また迷惑もかけましたけど、それもあと数日になりました。やはり一番の心配は集客です。最低でも1階が埋まる700人は来てほしいと思っています。コンサートの内容については、それぞれにその分野では名の通った方々に出演してもらっているので、心配はしておりません。運営についても何度も打ち合わせをしているので大丈夫です。やはり最後まで気になるのは当日どれだけお客さんが来てくれるかということです。その集客こそが今度のチャリティーコンサートの成否にかかっています。別府北クラブはこんなものかとは言われたくはありません。この計画に対しては、あるいは進め方に対して必ずしも万全であったとは言えないと思います。説明不足もありましたし、皆さんに半強制的にチケットを買ってもらったり、広告をもらったりしました。いろんな思いはあるにせよ14日だけは北クラブが一体となりさすが本番に強い別府北といわせたいと思います。私の思いは 東北の皆さんに「まだ私たちはあなたたちのことは忘れてないですよ」ということを伝えたいということです。なかなか自分の言葉ではうまく表現できないので、ここは私の気持ちと同じことを言っている高校生の作文があるので読んでみます。長崎県の原口葉月さんの作文の抜粋です。
<私は長崎に住む高校2年生です。少しでも何かの力になりたくて今皆さんに心を込めて書きます。今皆さん何を感じ、何を求めていますか。きっと私には想像つかないくらいの大きな悲しみや不安で毎日がつらいと思います.誰のせいにもできないこの災害は怒りをぶつける場所もなく歯がゆい思いを日々つのらせていると思います。でもたくさんの方々が皆さんを思い、助け、必死で日本を支えようとしていることを分かってください。メディアを通じてしか情報を受け取ることはできない私達ですが、皆さんの生活が少しでも良い方向に向かって行ってくれることを願い活動しています。・・・・・・
被害を受けた皆さんだけの問題でなく私たち日本の問題、課題として考えているのです。決して一人ではありません。…・皆さんの深い深い悲しみを理解することは難しいかもしれませんが私たち高校生の力、日本の力で皆さんの不安な心が少しでも楽になるように長崎から協力します。
上を向いてください。今日より明日、明日より明後日、きっとよくなっているはずです。みなさんは生かされたのです。亡くなってしまった人たちの分まで上を向いて生きてください.生きたかった人の分まで生きてください。生きる希望をなくさないでくださいね。長崎から今も皆さんの一日も早い復興を心から願っています>
ネットから引用した作文ですけど、ネットに東日本大震災と入れただけで、日本中の人が何らかの形で東北大震災の応援をしているようで日本はやはりいい国だなーと思えてきます。私たちは、個人的にもロータリーとしても、ロータリアンとしてもいろんな支援はしたと思いますけど、今度は<心>を届けたいと思います。14日はぜひよろしくお願いします。