俳句愛好会
2月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2013/02/14 19:00~
今月の季題:猫の恋、蕗の薹
参加者数:8名
選考作品数:24作品
▼次回予定▼
3月27日(水) 季題 水ぬるむ 菜の花
季題:
今月は久しぶりに河野さんが特選でした。おめでとうございます。今回の特選はダントツの高得点です。別府、大分市近郊に無人駅はどこにありましたかな。きっと郊外のどこかの駅で降りて体験されたのでしょう。
今月もいつものメンバーでいつもの場所で滞りなく行われました。今回、日名子光さんが珍しく出席してくれました。全員ホットレモンを注文し久しぶりにアルコール抜きの句会でした。残念ながら今宵は蕗の薹を味わうことはできませんでした。
次回は3月27日水曜日です。季題は「菜の花、水ぬるむ」です。今日はバレンタインデーです。これから流れ川通りのネオン街にメンバーの2人はチョコを求め「猫の恋」にチャレンジするそうです。行き付けのお店の猫ちゃんに猫だましが利くでしょうか。焦らず朝までゆっくり楽しんで下さい。次回の句会は少しは暖かくなっていることでしょう。私は今年初めて早く暖かくならないかなあと思いました。では皆さんまた来月お会いしましょう・・・。
今月の特選句
句 会 2月14日(木) 季題「猫の恋、蕗の薹」 参加8名
特選句 無人駅 一つ歩きて 蕗の薹 作者:河野
次 回 3月27日(水) 季題 「菜の花・水ぬるむ」
「全24作品見る」
今月の準特選句
母ごころ 刻みし帰省の ふきのとう 谷本
ほろ苦き 蕗味噌食べて 七回忌 田中
天地に 春を一筆 蕗の薹 松原
蕗の薹 地球ぐらりと 廻りけり 山本
ふくらみを 踏んであわてる 蕗の薹 加藤
あの頃の 路地裏通りや うかれ猫 木原
静寂の 眠りを覚ます 猫の恋 日名子
その他の句
伝言は 三つ四つ置きし 蕗の薹 河野
家じゅうの 障子をあける 浮かれ猫 河野
歳月を 嗅ぐ齢ひなり 蕗の薹 谷本
洗心を ほのめく雨や 猫の恋 谷本
猫の恋 小惑星も 大接近 田中
堰堤の 小川またぎて 蕗の薹 田中
我が身にも 在りし日の夢 蕗の薹 松原
死ぬるより 産むが勝れし 猫の恋 松原
飯喰いに 帰ってきたり 猫の恋 山本
うすみどり 色の天麩羅 蕗の薹 山本
後追いて 塀から屋根へ 猫の恋 加藤
ご近所に 居るも旅立つ 猫の恋 加藤
持て成しに 何はさておき 蕗の薹 木原
持ち上げる 土にも淡き 蕗の薹 木原
雪解けを 隠れて待つや 蕗の薹 日名子
初恋の ほろ苦さなり 蕗の薹 日名子