会長の時間

【2012-2013】

第2319回 例会

日時:2013/01/30

場所:ホテル白菊

会長:田中 俊一


1月18日の金曜日に大分のいいちこ会館にコンサートを聴きに行きました.中村雅俊、加藤登紀子、ビリーバンバン。それぞれ40分の持ち時間でした。普段なら音楽に聞き入っていればいいのですが、今回はチャリティーコンサートの件が頭に会って照明や演出のことが気になりました.中村雅俊はさすがに格好よく、ファンからのプレゼントは彼一人に集中しました。加藤登紀子も真っ赤な服を着て、100万本のバラから始まったのですが、普段テレビでは聞けない歌もあって楽しい時間でした。ただ二人に共通しているのは、東北大震災に対していろんな活動を行っているという事です。中村雅俊に関しては自分が宮城出身だということもあり特に復興には関心があるようでした。NHKで<花は咲く>を歌っている36人はみんな東北出身者だというのは、初めて知りました。この歌は4月14日のチャリティーコンサートでもぜひみんなで合唱したいと思っています。加藤登紀子の歌の間の話の中に「我々の年代の人間はもう子育ても終わり、これからが自分のために生きていける時間ではではないか」というようなことを言っていました。そして彼女がいま力を入れているのがやはり東北大震災に対しての支援みたいでした。中村雅俊、や加藤登紀子と地に足の着いた芸能活動をしている人はやはり東北地震を頭に入れて活動をしているのです。歌の合間のトークはほとんど東北大震災の話でした。ちょっと余談ではありますけど、加藤登紀子の100万本のバラはおかしいと思いませんか。貧しい絵描きがどうして100万本のバラが買えたのでしょう。1本10円としても1000万円。100円だと一億円です。そんな金があるなら貧しい絵描きとは言えません。いいちこでおなじみのビリーバンバンは素晴らしい歌声でした。歌だけなら一番良かった気がします。3人で2時間、休憩なしのコンサートでしたがあっという間でした。

災害というのはいつもあります。最近では九州北部豪雨というのもありました。川沿いの結婚式場が大きく傾いているのも見に行きました。実際災害に会われた人はどんな災害でも同じです。自分の家が無くなった人はそれが大きな災害か小さな災害かなどは関係ないでしょう。そういう人たちにも援助は必要と思います。それでも私は東北大震災はやはり別格と思います。震災一年後に東北の気仙沼まで行ってみましたけど。家が無くなっているのではなく。町が無くなっているのを何か所も見ました。がれきはもう取り除いていた後なので、基礎だけがずらっと残っていました。今から家を建てるのかなーと勘違いするほどでした。やはりこれは国難だと思います。普通の災害なら地域の人や県あるいは国が復興を支援します。でも国難となると、国民みんなで助け合うべきです。気持ち的にも助け合うべきだと思います。先人たちが戦争も含めいろんな困難の中で今の日本を営々と気づきあげてきました。こういう時に助け合ってこそ先人の苦労にも報いられます。国難はみんなで共有すべきです。ロータリーとしても、ロータリアンとしても東北大震災は常に心のどこかに入れておかなくてはいけないと思います。

  

別府北ロータリークラブ

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