会長の時間
【2012-2013】
第2313回 例会
日時:2012/12/05
場所:ホテル白菊
会長:田中 俊一
昨日も九重に行って白菜を60個ほど収穫してきました。これは奉仕ではなく、仕事に役立てます。お歳暮代わりにほかの野菜と一緒にお客さんに配ります。霜に何度も当った白菜は甘みが増して特別です。昨日は特に寒く、畑で収穫して、水で洗っているそばから凍っていきました。洗い終わると氷人間みたいに洋服が凍り付いています。これで今年の農業はほぼ終わりです。別荘も水抜きをしてもう使えません。来年の春が待ち遠しい気がします。
今日は久しぶりにロータリーの話をします。ロータリーの精神についてはとても会長の時間では足りないでしょうから、今日は2720地区の歴史について話したいと思います。もう何度も聞いていて常識だと思われる方もいるかもしれませんが、ほとんどの方は何度聞いても新鮮に思われると思います。なぜなら何度聞いてもその都度忘れているでしょうから。
まず最初に日本にロータリークラブができたのは1920年(大正9年)の東京クラブです。初代会長は米山梅吉さんです。そして1922年に大阪ロータリークラブができています。その系統で福岡ロータリークラブ、熊本ロータリークラブと続きます。別府北は大阪クラブ、大分クラブ、別府クラブ、別府北という順番になります。昭和40年7月30日です。別府北がスポンサークラブなのは別府東クラブと杵築クラブです。なお別府クラブは大分クラブとともに、佐伯、臼杵、津久見、竹田、杵築のスポンサークラブにもなっています。簡単に言えば、これに別府中央、別府東を加えて、別府クラブを親として7人の兄弟クラブがあるということになります。残念ながら兄弟クラブはあるのですが、姉妹クラブはありません。私の年度はちょっと難しいとは思いますが、ぜひ姉妹クラブができたらいいと思います。日本に一つと海外に一つ。たとえばハワイに姉妹クラブがあると楽しいとおもいませんか。ハワイでなくとも、グアムでもタイでも、温かい国ばかりですけど、カナダでも、オーストラリアでも、今は外国で会長もやったロータリアンが我がクラブにいるのですから、そんなに難しいことではないと思います。海外に、あるいは日本の他の地区により親しい仲間がいると思うと心強いと思います。できたら50周年の目玉事業のひとつとしてもいいとおもいます。
私は昔GSEでポルトガルから別府に来た団長の家に行ったことがあります。そしてポルトガルのロータリーの例会に出席しました。その時その団長から横に座っている人を紹介されました。後でわかったのですがポルトガルを代表するような財界人であるといわれました。また
ポルトガルからの帰りの便がストライキでキャンセルになったとき、団長はマレロという名前ですけど、飛行機会社の社長に電話をしてくれました。その時、さすがロータリーだなーと思ったものです。
そういう目で普段は気にもしてない、東京ロータリーンのホームページを初めてネットで見てみました。会員名簿はありませんでしたが、例会プログラムがさすがでした。卓話者の中に元総理の細川護煕さんや山本富士子、市川団十郎、とか私たちの知っている人の名前があります。今度の7月18日は水谷八重子さんが“新派と私”という題で講演をします。さすがに東京ロータリークラブは敷居が高いという気はしますが、ロータリーは平等ということですから、だれでもメイキャップできるはずですので、ぜひ一度副会長に行ってみてほしいと思います。