会長の時間
【2012-2013】
第2306回 例会
日時:2012/10/17
場所:ホテル白菊
会長:田中俊一
今日は久しぶりの雨です。たいした雨ではないけど野菜にとっては恵みの雨になります。日曜日にソバの収穫が終わりました。まだ乾燥が足りなくて、ソバの実をたたいて落とすというよりむしり取りましたが、それでも昨年よりは出来はいいのではと思います。昨年初めてソバ打ちをしたのですが悲惨なものでした。そばというより団子汁に近いものでした。機会があれば皆さんとソバ打ちをしたいと思います。あるいはソバの打ち方を教えてほしいと思います。今年皆さんに来ていただいた九重の別荘は最初は星を見るためのものでした。天体望遠鏡も40万円で購入したのですが2,3、回使っただけで今では飾りにもなってません。その後農家の人の紹介で畑を借りて少しづつ農業を始めました。今では2000坪くらいの農地を借りてます。主にトウモロコシですが、それに次いで力を入れているのはサツマイモです。これは7年くらい前にネパールに旅行に行ったとき同じツアーメンバーの中に熊本から一人で参加したひとがいました。その人と親しくなりいろいろと話をしているうち、どういうわけか農業の話になり盛りあがりました。日本に帰ってしばらくして、その人が九重にサツマイモをもって現れました。焼き芋にして食べたそのイモは衝撃的に甘いものでした。それから毎年苗をもらって植えるようになりました。なんとその人は熊本肥後大津ロータリークラブの当時の会長でした。
今では悠々と星を見ながら週末を過ごしている別荘生活とは大きく違い。ほとんど毎日のように農業三昧です。疲れ果てて家に帰ることが多いいです。そのうちにドーム型の天体望遠鏡が欲しいと思っていたのですが、昨年はついにトラクターを買いました。
よく考えるとこういうことは人生にはよくあることだと思います。よくあるというよりこういう事の連続です。私も若いころは建築家として世に出たいと強く思ってました。それがいつの間にか設計事務所。そして工務店の社長になり今では不動産屋の社長というイメージのほうが強くなりました。こんなはずではなかったと思う反面、こんなものかなと思うこともあります。だから逆に一つのことを頑張って大成する人を尊敬します。あるいは才能のある人をうらやましく思います。その道一筋で努力して成功する場合もあるし、成り行きで努力して成功する場合もあると思います。あるいは成功するのがそんなにいいこととは思はない人もいると思います。そんなに頑張ることはないかもしれませんが、真摯には生きて生きたいとは思います。ロータリーとは直接に関係ない話ですけど皆さんが適当にロータリーに置き換えてくれたらと思います。